一方、ソニーはNetbookキラーともいわれる“ポケットサイズPC”こと「VAIO type P」を2009年1月に発売することで、独自の路線を歩んできた。VAIO type Pは小型軽量ボディ、キーボードの使いやすさ、高解像度のワイド液晶ディスプレイ、細部までこだわり抜いたデザインなど、Netbookのワンランク上に位置する携帯性を重視したミニノートPCとして、好評を博している。
とはいえ、VAIO type Pは価格帯がNetbookより上で、ギリギリまで小型化したボディに表示が細かい8型ワイド液晶ディスプレイを搭載するなど、一般ユーザーが使うには少々エッジが効きすぎている面もあった。低価格やノートPCとしての使いやすさを求めてミニノートPCに注目している層には、Netbookほど訴求できなかったことも事実だ。
標準仕様モデルの発売日はVPCW119XJ/Wが8月8日、VPCW119XJ/Pが8月22日、VAIOオーナーメードモデルVPCW11AXJの先行予約販売は7月下旬、出荷は8月22日を予定している。標準仕様モデルの価格はオープンで、実売価格は6万円前後の見込みだ。VAIOオーナーメードモデルは5万9800円から購入でき、VAIO type Pの最低価格より8000円安い(2009年7月7日現在)。
まずは“360度どこから見ても美しいフォルム”を目指したという外観から見ていく。ボディデザインは個性的なVAIO type Pとは異なり、パームレストとタッチパッドを設けたスタンダードなノートPCに仕上がっている。ボディの4隅に丸みを付けつつ、液晶ディスプレイを閉じたときに天板と底面の色が同じで、中央のシルバーが挟み込まれたように見えるデザインは、マカロンなどの洋菓子や南国のフルーツをイメージしたそうだ。