APC、状態表示LCDとAVRを搭載したバリューモデルを発表

» 2009年07月09日 13時00分 公開
[ITmedia]
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550ボルトアンペア/300ワット対応の「APC RS 550」

 エーピーシー・ジャパンは7月9日、LCDによる状態表示機能と自動電圧調整機能(AVR)搭載のデスクトップPC向けUPS「APC RS 550」と「APC RS 400」を、7月15日より発売する。価格はAPC RS 550が2万7300円、APC RS 400が2万3520円。

 APC RS 550とAPC RS 400の本体サイズは、91(幅)×190(高さ)×310(奥行き)ミリで、重量約6.8キロ。同社が2008年4月15日に発表したAPC RSシリーズの上位モデル「APC RS 1200」は、1200ボルトアンペア/720ワットに対応する大容量モデルで価格は5万2500円だったが、今回発表されたモデルは、その半分に価格が設定されている。RSシリーズの特徴である本体前面に搭載されたLCDで、運転モード、負荷容量レベル、バックアップ時間、バッテリー交換の必要性や過負荷状態などが確認可能だ。また、AVR機能の通常動作でも独自設計により消費電力が2〜3ワットまで抑えられている。

 電源管理ソフトウェア「PowerChute Personal Edition」が標準添付されており、電源障害時にはUPSに接続したデスクトップPCを自動シャットダウンし、データの保護が可能なほか、「マンタ連動コンセント」を設けることで、マスタコンセントに接続した機器の電源がオフになったりスリープモードに移行したりしたときに、マスタ連動コンセントに接続している周辺機器への電力供給を止めて待機電力を削減する機能も導入された。

 APC RS 550とAPC 400は、ワールドワイドで出荷される予定だが、日本向け製品はほかの国に先駆けて発売される(ほかの国では9月から出荷される予定)。この理由について、エーピーシー・ジャパンは「APC RSシリーズに組み込まれた落雷保護機能が日本で注目されており、製品に関する問い合わせが7月から8月に特に多いため」と説明している。

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