最後はマザーボードの新製品を紹介したい。micro ATXマザーでは、J&W TechnologyのIntel G41 Express搭載モデル「JW-IG41M-HD」が登場した。約7000円から8000円で販売されており、在庫は潤沢だ。オンボードでHDMIとDVI、アナログRGB出力に対応し、PCI Express x16スロットを1基備える。パソコンショップ・アークは「DVIとHDMI出力がついて8000円以下は魅力的。Core 2シリーズで安くマシンを組むなら面白いマザーだと思います」という。
mini-ITXマザーでは、デュアルコアのAtom 330をオンボードした2モデルが新たに店頭に並んだ。J&W Technologyの「MINIX ATOM330-GC」とASUSTeKの「AT3GC-I」で、価格は順に1万円前後と1万2000円弱となる。在庫はそれぞれ潤沢だ。ともにアナログRGB出力とギガビットLANに対応しており、DDR2メモリスロットを1基備えている。
T-ZONE.PC DIY SHOPは「IONマザーの人気に刺激されたのか、最近はAtomマザーのラインアップも増えてきています。こちらはP55マザーや次世代GPUなどの流れとは別なので、買い控えもなく安定して売れていますね。Windows XPが入手困難になっていますが、Linux系OSを試す人が多いのであまり影響はないようです」と語る。
なお、IONマザーも複数のショップで潤沢な状態が続いているという。TSUKUMO eX.は「ACアダプター付きやデュアルコアAtom搭載モデルが売れています。夏休みにAV用のサブマシンを組むといった人が増えるとまた盛り上がりそうですね。それに見合う再入荷ができるかは……ちょっと不安もありますけど」と話していた。
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