既報の通り、9月10日(日本時間)にAppleのスペシャルイベントが開催され、久々となるスティーブ・ジョブズ氏の登場とともに、ビデオカメラを内蔵した「iPod nano」やカラーバリエーションを増やした「iPod shuffle」、処理速度を高速化した「iPod touch」、160Gバイトの大容量HDDを搭載した「iPod Classic」など、iPodのラインアップが一新された。これら新製品の中で最も注目度が高いのが新型iPod nanoだ。
外観は既存モデルと非常によく似ているものの、38.7(幅)×90.7(奥行き)×6.2(厚さ)ミリの小型ボディに、カメラとマイク、スピーカーを内蔵し、ビデオ撮影機能(640×480ピクセル/H.264)を搭載。さらにFMラジオや歩数計も備え、ディスプレイも2.2型に大型化された。それでいて価格は8Gバイトモデルが1万4800円、16Gバイトモデルが1万7800円とリーズナブルだ(関連記事:さっそく新型「iPod nano」に触ってみた)。
即日販売を開始したアップルストア銀座には、いち早く実機を試そうとする大勢の人が訪れ、店内は平日にも関わらず混雑していた。なお、14時半ごろの様子ではまだ新モデルの入れ替え作業を行っている最中で、新型iPod nanoが展示されているのは1階の中央スペースのみ。まだ旧iPod nanoも並んでいたので、新旧モデルでボディの光沢感などを見比べたい人は銀座へ走ってみるといいかもしれない。
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