LaVie Mは、液晶ディスプレイのサイズと解像度、キーボードのサイズとストローク、高い処理性能という意味で、“A4ノートの使いやすさ”を実現している。“モバイルの可搬性”も、バッテリー駆動時間という意味では十分クリアしたと評価できる。本体サイズと重さは、現代のモバイルノートとしてはやや大きくて重い部類に入ってしまうが、13.3型ワイドの液晶ディスプレイを搭載したトレードオフとして受け入れられるユーザーなら問題ないだろう。
価格がLM350/VG6で12万5000円前後、LM330/VH6でも9万5000円前後と、Celeron搭載のCULVノートPCとしては、やや高いのが気になるかもしれない。ただ、ベンチマークテストの結果でも示されたように、性能そのものはシングルコアのCore 2 Solo SU3000番台を上回る。そのアドバンテージを得るためのコストと考えれば納得できるのではないだろうか。
大画面でキーが打ちやすく、パフォーマンスにも満足できる低価格ノートPCを探しているユーザーに、LaVie Mは十分検討に値するCULVノートPCなのだ。
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