※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
新PCに「Windows Liveメール」をインストールする。必要であれば、このほかのアプリケーションも一緒にインストールできる
旧PCのデータはきちんとバックアップしただろうか(まだであれば、まず「旧PCで行う“事前準備”」編を参照願いたい)。今度は新PCに「Windows Liveメール」をインストールし、実際に新PCで使用できるよう移行作業を進めていこう。
ここでの注意点は、
- バックアップデータの転送(復元)作業は「Windows Liveメールのインストールが済んでから」行う
- インストールしたWindows Liveメールは「まだ起動しない」
の2点だ。ここを誤ると「失敗する(自動復元されないことになる)」ので注意したい。
インストール方法は手順[1]と同じだ。Windows Liveのサービスサイトから「Windows Liveおすすめパック」をダウンロードし、このインストールプログラムから「メール(Windows Liveメール)」を選んで新PCにインストールする。ここで、Windows Liveメッセンジャーやフォトギャラリー、Silverlightなど、Windows Liveメール以外に今後使用したいアプリケーションがあれば、ここで一緒にインストールしておいてもよいだろう。最後にもう1度、インストールが済んでも「まだ起動してはならない」ことをお忘れなく。
なお、今回は新PCでも「旧PCで主に使用していたユーザーアカウントを使用する」と想定して話を進めていく。
- Windows Liveメールのインストール→バックアップデータの転送(復元)→Windows Liveメールの起動 の順で行う。
- Windows転送ツールは、原則として旧PCのアカウントデータがそのまま移行する仕組みだ。新PCもアカウントが同名であれば、そのままバックアップした各種データや設定が転送される。
- 一方、新PCに旧PCと同じアカウント名が存在しない場合は「旧PCの同名のアカウントを新PCに作成し、そこにバックアップデータを転送する」となる。オプションで、「新PCの現アカウントに、ある1つの別名アカウントのバックアップデータをマージ(統合)する」手段も選べる。
- ともあれ、上記の意味が少し分かりにくいな……と思うユーザーは「新PCでも、主に使うアカウントはあらかじめ旧PCと“同名のアカウント”で初期登録しておく」とするとよいだろう。
オプション設定で、バックアップしたアカウント別に「新PCのどのアカウントにマージするか」の設定も行える。こちらは場合により新旧のファイルが入り交じってごちゃごちゃになる恐れがあるので、どのファイルが必要かを見極められる中級者以上に勧めたい
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.