アップルは10月21日(米国時間では10月20日)、マルチタッチ機能付きのBluetoothマウス「Magic Mouse」を発表した。同日発表された新型iMac全モデルに標準で付属するほか、単体でも販売する。価格は6800円で、原稿執筆時におけるApple Storeでの出荷予定は5〜7営業日となっている。
従来のアップル純正多機能マウス「Mighty Mouse」から、スクロールボールや左右の感圧センサーボタンを排し、ボディ表面全体をマルチタッチエリアで覆った製品。アップルは「世界初のマルチタッチ対応マウス」をうたっている。
マルチタッチエリアとなっているボディ表面は継ぎ目がまったくないデザインになっており、どの部分を押してもクリックやダブルクリックが可能だ。システム環境設定で右クリックを設定すれば、2ボタン式マウスとしても利用できる。左利き用に左右のクリックを変更する機能も持つ。
ボディ表面を1本指でなぞると360度のスクロール、キーボードのControlキーを押しながら1本指でなぞるとズームの動作になる。iPhoneやiPod touchと同様のモーメンタムスクロールに対応し、指をなぞるスピードに応じてスクロールのスピードが変化する仕組みだ。ボディ表面を2本指で左右にスワイプすれば、SafariでWebページの戻る/進むが行えたり、iPhotoで表示する写真を切り替えたりすることもできる。
Macとの接続インタフェースはBluetoothで、伝達距離は最大9.1メートル。センサーはレーザートラッキング式を採用する。最低システム条件は、ハードウェアがBluetooth対応のMac、ソフトウェアがMac OS X v10.5.8以降とWireless Mouse Software Update 1.0とされている。製品には電源用の単3乾電池2本が付属する。
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マルチタッチ対応のBluetoothマウス「Magic Mouse」。価格は6800円
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