投稿者:XVIさん
やはりこれは外すわけにはいかないでしょう。鋭敏電子ならぬシャープの「ぺけ68」ことX68000。ワールドトレードセンターを想起させる独特なツインタワー筐体(マンハッタンシェイプ)、アーケード版と遜色のないグラディウスや荻野目洋子のデジタイズ画面など、そのすべてが当時のパソコンユーザーの度肝を抜いた、まさしく「夢を超えた」マシンでした。その一方でC言語などの開発環境も充実しており、プログラマ育成の一端を担った名機としていまだに熱狂的なファンの多いマシンです。
投稿者:きたさんさん
PC-6001がホビー色全開だったのに対し、やや中級者向けという位置付けだったのが「PC-8801」シリーズです。中でもPC-8801mkIISR以降は512色中8色表示可能なアナログパレットやFM音源3重和音など、ゲームへの可能性を広げたマシンとして同世代のFM-7シリーズ(富士通)、X1シリーズ(シャープ)と並び、長らく日本のパソコンゲームシーンをけん引したマシンでした。
画面に映っている「アルフォス」はVRAMのプレーン分割によるハードウェア重ね合わせ処理や、パターン化による画面書き換えの省略によって実現した高速縦スクロールシューティングゲーム。旧エニックス(現スクウェアエニックス)の第1回プログラムコンテストで優勝した森田和郎氏の作品です。現在はゲームディレクター・クリエイターの名前が取り上げられることはあってもプログラマの名前が取り上げられることはほとんどなくなってしまいましたが、当時は森田氏のほかにも、たいにゃん氏、芸夢狂人氏、日高徹氏、中村光一氏、木屋善夫氏など、数々のスタープログラマが業界を賑わせていましたね。
「実はなにげに積んでくれてるバックナンバーがポイント高いです」(編集部)
投稿者:Yukittiさん
PC-9821は黒船とも言われたDOS/V機の日本展開に伴い、独自仕様での先行きが絶望視されたころに登場した、PC/AT互換機を強く意識したマシンでした。
そのころのPCがいまだ現役として延命しているどころか、1920×1200ドット表示までこなしているのはあっぱれとしか言いようがありません。PC-9821自体はWindows 2000に対応していたこともあり、「化石」としてしまうにはまだ新しいかな、と思いましたが、現役として使うための努力に敬意を表して選出させていただきました。
投稿者:ecosysさん
Dynabookより先に登場したのに、注目を集めることなく消えていった不運のモバイルPC、「PC486-PORTABLE」。アキバのジャンクショップに転がっているのを見て泣きそうになったことも……。貴重なマシンを動画で体験できる貴重な投稿でした。
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