ディスプレイで注目を集めていたのは、センチュリーの8型モデル「plus one LCD-8000V」だ。800×600ドット表示に対応するミニディスプレイで、価格は1万6000円弱。センチュリーからは同様の形状でUSB接続のモデルが販売されているが、LCD-8000VはアナログRGB接続で使えるのが特徴だ。加えて、電源供給はUSBバスパワーが利用できる。
ソフマップ秋葉原本館は「これまでのミニディスプレイはメールやメッセンジャーなどを表示する追加モニターとして好評でしたが、LCD-8000VはアナログRGB接続のため、BIOS画面などが表示できるという特徴があります。このため、サーバ用のモニターとして購入される方が多いですね。USBバスパワーが使えるので、コンセントを潰さずに済むのも魅力です」と語る。
なお、ディスプレイ関連では、Windows 7のマルチタッチ機能が使えるモデルの問い合わせが増えているという。某ショップは「まだ汎用的なディスプレイで対応製品は登場していませんが、アイ・オー・データ機器の『LCD-AD221FB-T』が11月中旬に出てくるようです。現在の問い合わせの多さからして、ある程度のヒットは間違いないでしょう」と話していた。
そうした“近日入荷”製品の情報も増えている。代表例がUSB 3.0関連アイテムだ。先週から、複数のショップでラトックシステムのUSB 3.0アダプタや外付けHDDキットのデモ機が展示されている。ソフマップ秋葉原リユース総合館では、PCI Express x1接続のアダプタカード「REX-PEU3」とExpressカード型アダプタ「REX-EXU3」の予約も受付中だ。予定価格は順に5980円と7980円。
これらの反響について同店は「意外と質問される方は多いです。eSATAがまだ普及途上のため、外付けHDDのインタフェースはUSB 2.0が主流となっています。それに変わる高速規格としてUSB 3.0に期待している人が多いようですね。ただし、アダプタも安くはないので、どれだけ売れるかは未知数です」と語る。なお、アダプタ関連は11月中旬、外付けHDD関連は11月後半から12月中旬にかけて各社から登場すると予想するショップが多い。
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