10.1型デュアルワイド液晶を搭載した8万円切りノートPCが登場――「KOHJINSHA DZ」シリーズモバイルPCで2048×600ドット

» 2009年11月27日 10時05分 公開
[ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

ワンセグチューナーを標準で内蔵

「KOHJINSHA DZ」シリーズ

 工人舎は11月27日、スライドオープン式デュアルディスプレイ機構を採用した「KOHJINSHA DZ」シリーズを発表した。価格は7万9800円だ。

 新モデルの「DZ6KH16E」は、1024×600ドット表示に対応した10.1型ワイド液晶ディスプレイ(LEDバックライト)を2基搭載したノートPCで、独自のスライド機構の採用により最大2048×600ドットの2画面表示を実現する。2画面使用時は液晶ディスプレイを左右にスライドさせるため、液晶ディスプレイ部分が本体からはみ出る形になる。標準でワンセグチューナーを内蔵しているので、テレビ放送を楽しみながらWebの閲覧やメールの送受信が行える。

 搭載するCPUはAthlon Neo MV-40(1.6GHz)で、グラフィックス機能はAMD RS780MNチップセット内蔵のRadeon HD 3200だ。メモリは標準で1Gバイト(DDR2)を備え、2基あるメモリスロットのうち1基の空きがある。ストレージは容量160Gバイトの2.5インチHDD(5400rpm)を採用し、光学ドライブはオプション外付けとなる。OSは32ビット版Windows 7 Home Premiumだ。

デュアルディスプレイ展開時の写真(写真=左)。最大で2048×600ドットの2画面表示が可能だ。スライドオープン式デュアルディスプレイ機構の仕組み(写真=右)

 ボディサイズは280(幅)×210(奥行き)×19〜42(厚さ)ミリで、デュアルディスプレイ使用時は横幅が521ミリまで広がる。重量は約1.84キロ(標準バッテリー装着時)で、バッテリー駆動時間は最大4.5時間だ。

 キーボードは17.45ミリピッチ/1.7ミリストロークの日本語84キーで、マルチタッチ対応のタッチパッドに加え、液晶ディスプレイ脇に光学式ポインティングデバイスを内蔵する。液晶ディスプレイ部分には130万画素のWebカメラと指紋センサーも装備する。

 主なインタフェースは前面にSDHC対応SDメモリーカード/メモリースティックPRO/MMC対応のメモリカードスロット、ヘッドフォン、マイク、左側面に電源スイッチ、無線LANの電源スイッチ、2基のUSB 2.0、右側面にギガビット対応の有線LAN、USB 2.0、内蔵テレビアンテナ、外部テレビアンテナ接続端子(外付けアンテナが標準で付属)、アナログRGB端子が用意される。無線機能はIEEE802.11b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 2.1+EDRで、オフィススイートのEIOffice 2009やワンセグ視聴/録画ソフトにPresto! PVR、PowerDVD for KOUJINSHAなどがプリインストール済みだ。

 なお、現在「+1GBメモリプレゼントキャンペーン」が展開中で、同社Webページにあるアンケートフォームに必要事項を記入後に注文すると、1Gバイトのメモリがプレゼントされる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー