「冬のボーナスでハイエンドPCを組むのは厳しいかも」古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2009年11月30日 11時55分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]
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「静電容量無接点式で、黒軸並みの押し心地があります」――押下圧55グラムのRealforceが好評

東プレの新型「Realforce」

 キーボードで特に注目を集めていたのは、東プレの静電容量無接点式キーボード「Realforce」の新モデル5機種だ。静電容量無接点式キースイッチは、静電気容量の変化で入力するタイプで、部品が接地して入力する通常のキースイッチとは異なる、独特の柔らかいタイプ感が得られるのが特徴。今回の新モデルは、全キーの押下圧が55グラムと重めの「SJ58B0」と「NG51B0」、30グラムと軽めの「SJ38B0」、従来どおりキーによって押下圧を変えている無刻印タイプの「SJ08N0」と「NG01N0」だ。このうち、NG51B0とNG01N0はテンキーなしモデルで、5モデルともUSBで接続する。価格は順に2万2000円弱、2万1000円弱、2万2000円弱、2万1000円弱、2万円弱となっていた。なお、5モデルとも数量100〜200台の限定生産品。

 新モデルの注目度は高く、クレバリー2号店は「特に押下圧55グラムのモデルが人気を集めていますね。ちょうど独Cherryのメカニカルキースイッチ“黒軸”に近い重みがあり、タイプ感を強く味わいたいという人に支持されています。静電容量無接点式は高価なだけでなく、独特のタイプ感を敬遠する人もいますが、今回のバリエーションで理想に近いモデルが見つかるかもしれません。是非店頭で試用してほしいです」と語る。

 また、エレコムからはBluetooth接続の小型キーボード「TK-FBP013」が登場している。テンキーのない83キーの小型モデルで、キーピッチは15.6ミリとNetbookに近いサイズだ。また、PCだけでなく、PS3やPDA、ケータイなどを最大9台登録できる。価格は7000円弱。パソコンハウス東映は「ここまで小型のBluetoothキーボードはなかなかないので、求めている人は多いと思います。ケータイやPCを同じ入力環境で操作できるというのが魅力でしょう。複数台のサーバマシンを操作するキーボードに用いるのも便利だと思います」と提案していた。

 そのほか、ジャパンマテリアルのローラー型マウス「RollerMouse free」もクレバリー2号店に再入荷している。価格は2万1970円。キーボードの手前に設置する入力機器で、ローラーを回すことでカーソルを移動し、中央にあるクリックボタンやホイールで操作する。同ショップは「手首や肩、首への負担を軽減すると話題のアイテムです。腱鞘炎や肩こりに苦労している人に人気がありますね。ようやく再入荷できました」と話す。

新型Realforceのなかでも人気があるという押下圧55グラムの「NG51B0」。ソフマップ秋葉原本館でもデモ機が試用できる(写真=左)。エレコム「TK-FBP013」(写真=中央)。ジャパンマテリアル「RollerMouse free」(写真=右)

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