Windows 7の登場以降、国内/国外を問わずCULV(コンシューマー向け超低電圧)版CPUを搭載した低価格ノートPCが数多く登場している。富士通でも12.1型ワイド液晶ディスプレイを備えた上位モデル「FMV-BIBLO R」シリーズや、11.6型ワイド液晶ディスプレイを採用した「FMV-BIBLO LOOX C」シリーズを、2009年冬モデルとして一気に投入した。店頭モデルのほかに、同社直販の「WEB MART」でも購入が可能だ。各モデルの詳細記事は下の囲み記事に譲り、ここではCULV版Celeron SU2300(1.2GHz)を搭載した下位モデル「FMV-BIBLO LOOX C/E50」を分解し、内部構造に迫った。
なお、PC USERが過去に掲載した分解記事もまとめているので、興味がある人は合わせて参照してほしい。
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製品を分解/改造すると、メーカー保証は受けられなくなります。内部で使用されている部品などは編集部が使用した製品のものであり、すべての個体にあてはまるものではありません。
それでは、早速LOOX Cを分解していこう。手順としては、まずバッテリーを外して底面にある2本のネジを回し、キーボードユニットを取り出す。なお、HDDベイやメモリスロットは底面のカバーを外すことでアクセス可能だ。
次に15本のネジを回すと上面のカバーを取り外すことができ、HDDを挟んで基板が2枚に分かれているのが見て取れる。サイズの大きいほうがメインのマザーボードで、右側面にあるメモリカードスロットや2基のUSB 2.0、有線LAN、ヘッドフォンやマイクなどが別基板で供給されているのが分かる。
次のページでは、マザーボードをチェックしよう。
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