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2010年PC春モデル:ソニー、CULVノートからCore i搭載機まで「VAIO」春モデルを一挙発表 (2/3)

ビジネス向けノートの「VAIO B」と「VAIO G」もラインアップ

 ビジネス向けVAIOノートのモデルチェンジも見どころだ。2008年10月に発売された「VAIO type BZ」の後継として登場した「VAIO B」は、15.4型ワイド液晶ディスプレイやマグネシウム合金製の頑丈なボディを受け継いだうえで、Core iシリーズやWindows 7を採用し、最新の仕様に生まれ変わった。

 ビジネス向けモバイルノートPCの「VAIO G」も約1年ぶりに新モデルが投入された。超低電圧版Core 2 Duoや1024×768ドット表示の12.1型スクエア液晶ディスプレイは引き続き採用するが、CPUの高クロック化をはじめ、基本スペックの底上げを行い、OSはWindows 7に移行している。

tm_0118vaio10.jpg 15.4型ワイド液晶搭載のビジネスノートPC「VAIO B」
tm_0118vaio11.jpg 12.1型スクエア液晶を備えたビジネスモバイルノートPC「VAIO G」

14.1型ワイドノートも最新プラットフォームへ移行

 光沢ボディと豊富なカラーバリエーションが特徴の14型ワイドノートPC「VAIO C」は、CPUをCore 2 DuoからCore iシリーズに世代交代し、直販限定で新色を追加した。3色展開の店頭モデルはCore i3-330M(2.13GHz/Intel Turbo Boost Technology非対応/3次キャッシュ3Mバイト)を採用し、外部GPUのNVIDIA GeForce 310Mも装備する。

 直販モデルでは、ライトブルー、イエロー、ゴールドの新色を含む全8色のカラーを用意。デュアルコアのCore i5/i7、NVIDIA GeForce GT 330Mなども選択できる。

tm_0118vaio20.jpg 「VAIO C」の新色ライトブルー
tm_0118vaio21.jpg 「VAIO C」の新色イエロー
tm_0118vaio22.jpg 「VAIO C」の新色ゴールド

※VAIO Cの解説を追記しました(編集部/2010年1月18日14時35分)

新型Atom Nと新カラーを採用したNetbook「VAIO W」

tm_0118vaio12.jpg 「VAIO W」に追加された新色のブルー

 10.1型ワイド液晶ディスプレイ搭載のNetbook「VAIO W」は、メモリコントローラとグラフィックス機能のIntel GMA 3150が統合された新CPUのAtom N450(1.66GHz)を採用し、HDDを250Gバイトに増量。店頭モデルのプリインストールOSはWindows XP Home Edition(SP3)から32ビット版Windows 7 Starterに切り替えた。

 ボディカラーに新色のブルーを追加したほか、本体に使われているプラスチック部品のうち約80%を再生プラスチック材料とすることで、部品製造におけるCO2排出量を約10%削減するなどの配慮も見られる。

「VAIO X」と「VAIO P」は直販モデルに新色を追加

 そのほかのシリーズは小幅な変更となっている。薄型軽量モバイルノートPCの「VAIO X」とミニノートPCの「VAIO P」は2009年秋冬の店頭モデルが継続販売される一方、直販モデルには新色が加わった。VAIO Xの新色はシルバー、VAIO Pの新色はルビーピンクだ。

tm_0118vaio13.jpg 「VAIO X」の新色シルバー
tm_0118vaio14.jpg 「VAIO P」の新色ルビーピンク

 AV機能を重視した液晶一体型デスクトップPCの「VAIO L」は、PMB VAIO EditionやVAIO Careといった独自ソフトを追加し、アドビシステムズの付属アプリケーションを最新版に変更しただけで、基本スペックは2009年秋冬モデルから変わらず、Core iシリーズの採用は見送られた。

 エントリー向け液晶一体型デスクトップPCの「VAIO J」についても、下位モデルのCPUを高クロック化し、PMB VAIO EditionやVAIO Care、Media Galleryといった独自ソフトを追加しただけのマイナーチェンジとなっている。

tm_0118vaio15.jpg AV機能重視の液晶一体型PC「VAIO L」
tm_0118vaio16.jpg エントリークラスの液晶一体型PC「VAIO J」

独自ソフトの「PMB VAIO Edition」と「VAIO Care」を新たに搭載

tm_0118vaio17.jpg VAIO独自ソフトの機能を統合した「PMB VAIO Edition」

 ソニー独自の写真・動画管理ソフトであるPMB VAIO Editionは、同社製デジタルカメラなどに付属するソフト「PMB」(Picture Motion Browser)の機能拡張版だ。

 PMBにVAIO独自のビデオ編集ソフト「VAIO Movie Story」やBD/DVDオーサリングソフト「Click to Disc/Click to Disc Editor」を統合し、オリジナルの編集機能「VAIOクリエーション」が利用できる(Atom搭載モデルは非対応)。また、サイバーショットやハンディカム、αに付属するPMBの各機能が一部を除いてプリインストールされている。

 VAIOクリエーションは、SD映像の超解像/HDアップコンバード、ノイズ除去、手ブレ補正、白飛び/黒つぶれ補正(ダイナミックレンジ調整)といった「高画質化」、顔認識技術によるオートフレームや12音解析技術を活用したレコメンド/サビ検出が行える「ムービー作成」、マルチアングルやカレンダー式メニューに対応したBD-J形式のBDディスクが作成できる「DVD/BD作成」といった機能を持つ。これらの機能はウィザード形式で画面の案内に従うだけで操作可能だ。

 AVCHD形式のエンコードやHDアップコンバート、ノイズ除去や手ブレ補正といった機能は、GPU向けプログラミング統合開発環境「NVIDIA CUDA」に対応しており、NVIDIAのGeForce GT 330M/310Mを搭載した機種では通常より高速に処理できる。

 独自のサポートソフトであるVAIO Careは、システムの状態をチェックする「ワンクリックケア」、発生した問題を解決する「トラブルシューティング」、リカバリディスクの作成やシステムの復元を行う「リカバリーと復元」、システム固有情報やサポート窓口を案内する「VAIOサポート」といった機能を集約したユーティリティだ。

 VAIO FCSYシリーズには、VAIO Careをワンタッチで起動するための「ASSIST」ボタンも設けられている。Windowsが起動しないなど重大なトラブルが発生した場合は、電源オフの状態でASSISTボタンを押すと、「VAIOリカバリーセンター」が立ち上がり、ここから必要なファイルのバックアップやハードウェア故障の診断、出荷状態への復元が可能だ。

tm_0118vaio18.jpg サポート関連の情報やツールをまとめた「VAIO Care」
tm_0118vaio19.jpg VAIO Yシリーズに搭載された「ASSIST」ボタン

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