「LGA1366のことも忘れないであげてください」――Core i7-960/930がアキバに登場古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2010年03月01日 12時00分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]
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ノートPCも1ドライブで1Tバイトの時代、はまだちょっと先?――1Tバイトの2.5インチHDDがデビュー

ウェスタンデジタル「WD Scorpio Blue WD10TPVT」

 先週、2.5インチHDDで最大容量となる1Tバイトモデル「WD Scorpio Blue WD10TPVT」がウェスタンデジタルから発売された。価格は1万9000円前後で、在庫はやや少数だ。WD10TPVTは、Windows 7/Vistaに最適化された独自フォーマット「AFT」を採用したモデルで、8Mバイトのバッファを持つ。回転数は5200rpmだ。なお、ノートPCに内蔵されている一般的な2.5インチHDDは9.5ミリ厚となるが、このモデルの厚みは12.5ミリとなる。

 クレバリー1号店は「2.5インチでもついにテラの世界に突入しましたね。しかし、ノートPCへの換装はちょっと難しいと思われます。かなり古めのノートPCなら12.5ミリでも組み込めるモデルはありますが、IDE接続ですしね。まあ、小型マシンや薄型マシンへの組み込みをメインに考えるのがよいと思います。価格はこなれているので、厚さの問題がクリアできる人にはオススメですよ」と話す。

 ちなみに、同じタイミングでウェスタンデジタルの3.5インチHDDも登場している。「WD Caviar Blue WD10EALS」で、価格は1万円弱。回転数7200rpmの1Tバイトモデルだ。バッファ容量は32Mバイトとなる。

 ノートPCへの換装に使える新ドライブとしては、OCZから登場した200GバイトのSSD「Vertex Limited Edition OCZSSD2-1VTXLE200G」がある。ライト最大250Mバイト/秒、リード最大270Mバイト/秒の高速な仕様で、Trimコマンドにも対応している。搭載するコントローラーは非公開だが、某ショップによると「信頼性で定評のあるSandForceのものを使っているみたいです」という。価格は9万円弱から9万円台半ばで、在庫は少数だ。

WD Scorpio Blue WD10TPVTの側面。12.5ミリの厚みがある(写真=左)。ウェスタンデジタル「WD Caviar Blue WD10EALS」(写真=中央)。OCZ「Vertex Limited Edition OCZSSD2-1VTXLE200G」(写真=右)

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