「ななみファンはもう買っちゃったと思いますけど」――Windows 7の底上げが始まる古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2010年03月15日 12時00分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Atomマザーで初のHDMI出力対応「NM10-ITX WiFi」が登場!

ZOTAC「NM10-ITX WiFi」

 先週、マザーボード関連で注目を集めていたのはZOTACのmini-ITXモデル「NM10-ITX WiFi」だ。Atom D510をオンボードしており、価格は1万5000円前後。Atomマザーでは初めてHDMI出力端子を備えているほか、アナログRGB出力とPCI Express x1スロットを1基、Mini PCI Expressスロットを2基搭載している。なお、Mini PCI Expressスロットのうち1基は標準でIEEE 802.11b/g/nモジュールを装着している。

 Atomマザーとしては高価なモデルながら、評判はまずまずという。フェイス秋葉原本店は「HDMI出力といっても720p(1366×768ドット)出力までしか対応していません。Atomの性能が限界まで使えるということですね。AVマシンを作るならIONのほうが適していると思いますが、拡張スロットも多いですし、自分なりの使い方にあわせるにはいいモデルだと思います」と話していた。

 そのほか、AMD系ではMSIからAMD 770チップセットを搭載した「770-G45」が登場している。価格は7000円前後と低価格なのが特徴だ。770-G45は、PCI Express x16スロットを2基、DDR3メモリスロットを4基備えており、CPU内の無効化したコアを復活させる「Unclock CPU Core」も搭載している。

 TSUKUMO eX.は「AMD 770マザーとしてはかなりお得な価格設定です。DDR3も使えますし、少し枯れた環境で安く高性能なサブマシンを組むには最適。AMD 770チップもそろそろ代替わりすると思うので、メーカー側が残ったチップセットを安く放出しているという側面があるかもしれません」と語っていた。

MSI「770-G45」


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー