もう迷わない──ビジネスPCを「限られた予算」で調達する方法(1/2 ページ)

限られた予算内でPCを調達するのはかなり難しい。ただ、簡単な方法がある。エプソンダイレクトの“PC選びのプロ”に、想定シーン別ビジネス用PCを“ズバリ”選定してもらおう。

» 2010年03月16日 10時00分 公開
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「あと3年しっかり使う」ビジネスPCを導入するには

photo エプソンダイレクトのWebサイト。個人/法人を問わず、構成と予算に応じた「これだ!」となるPCを選択できる豊富なラインアップとカスタマイズメニューを用意する。まずはカスタマイズ価格のシミュレーションを試してみよう

 業務に使うためのPCを、限られた予算内で調達するのは意外に難しい。

 2010年3月現在においては、OSをWindows 7とするか、それとも以前のWindows XPのままにするかといった判断を必要とする企業もまだ多い。機種選定を任された購買担当者は、コスト面以外に悩ましい選択が迫られることだろう。それは、部署単位や営業所単位など、まとまった台数を一括導入するシーンであればなおさらだ。

 ただ、簡単な方法がある。予算に応じたビジネスPCを購入するならば、構成をカスタマイズできる「BTO(Built to Order:受注生産方式)対応であるか」ということ、そして調達前の相談はもちろん、導入後も含めて「サポートが手厚い」メーカーを選べばよいのだ。

 そこで、今回は“ビジネス利用シーンを想定したPCを導入”をテーマに、上記のポイントに合致する国内メーカー「エプソンダイレクト」の専門スタッフに「ずばり、これだ!」というPCを選定してもらおう。

 エプソンダイレクトのPCは、“最速・最強マシン”から、2万円台から購入できるリーズナブルなPCまで、個人/法人問わず、ユーザーの予算やニーズを満たす「適切な構成のPCを注文できる」のが大きな特徴だ。そして、預かった日から中一日で修理を完了するという“1日修理”のほか、修理状況がWebサイト上から確認できること、1年間の無償保証に加えて“3年間の部品保証が標準”であること、最大5年間適用できる“定額保守サービス”を用意することなど、顧客の不安を最小限に抑える体制を徹底した「充実したアフターサービス」も特にビジネス利用のユーザーに好評だ。

photo 気軽に購入相談ができる専門スタッフが常駐するエプソンダイレクトの直営ショップ「EPSON Direct PLAZA」。東京・秋葉原にある

 今回訪れた東京・秋葉原の「EPSON Direct PLAZA」は、Web直販スタイルを取る同社における唯一の実店舗/ショウルーム。専門スタッフと相談しながらPCの構成をじっくり詰められることをポイントとしている。個人ユーザー以外に、その立地場所からSOHOや個人事業主の来訪も多く、数十台をまとめて導入するために相談に来る人も少なくない。

 「量販店は品揃えこそ多いですが、ニーズを満たすPCをじっくり話し合って決めることが難しいと思います。また、ビジネス向けとなるとその難易度はさらに高まります。その点、EPSON Direct PLAZAは、我々専任スタッフと一緒に、豊富なシリーズとカスタマイズメニューを吟味しながらご提案できるのが大きなメリットです。もちろんその場でご注文もできます」(EPSON Direct PLAZAの本橋宏実マネージャー、以下同)

 では実際に、どんな構成のPCがいいか。「できるだけ低予算で、あと3年しっかり使えるビジネスPC」をテーマにしたPCを紹介してもらおう。参考例として、利用・導入シーンは以下の5例を想定した。

  • 一般事務担当者用に15台まとめて、できるだけ安価に導入できる省スペースPC
  • 耐用年数を過ぎたPCをリプレースしたいが、業務アプリケーションの関係でまだXPが必要
  • マーケティング・調査担当者向けに、作業効率を上げるため、できるだけ大きく広い画面で使う
  • 営業や出張が多く、持ち出す機会も想定した、社内でも外出先でも同じように使えるモバイルPC
  • 営業担当者向けに、広い画面に過不足ない性能+プレゼンや会議にも使う「まとめて1台」で済むPC

予算5万円:一般事務担当者用に15台まとめて、できるだけ安価に導入できる省スペースPC

photo 最安値クラスの価格帯と省スペース性が特徴の「Endeavor NP」シリーズ。Windows XP搭載のNP11-Vと、Windows 7搭載のNP12-Vを用意する

 1つめは、一般事務用マシンとして複数台を一括導入するパターンで、例えば業務拡張や部署や営業所の新設、既存PCのリプレースを想定した。導入台数が多い場合、わずかな価格差が総初期コストに響くので、細かいパーツの選定にも気を配りたい。また、事務所内のスペースを有効活用するため、“省スペース”であることも重要だ。「予算は1台5万円」である。

 「ポイントとなるのは、省スペースであることと予算ですね。一般事務業務向けということで、まずはEndeavor NP11-VEndeavor NP12-Vシリーズがお勧めです。また、省スペースでコストパフォーマンスを望むとなるとEndeavor ST125Eという選択肢もあります。こちらは、光学ドライブを搭載し、CPUにCeleron T3000かCore 2 Duoを採用するモデルです。ただ、ディスプレイも必要となるとST125Eは少し予算を超えてしまうので、今回はディスプレイ込みで提案できるEndeavor NP11-Vをベースに考えることにしましょう」

 本橋マネージャーのお勧めマシン「Endeavor NP11-V」はWindows XP搭載の超小型Nettopだ。基本構成例でなんと2万6800円からとする価格設定と、本体幅20ミリの省スペース性が特徴のAtom搭載マシンである。

 このモデルは光学ドライブを内蔵しないが「ビジネス利用でEndeavor NPシリーズを選ぶユーザーの傾向として、(予算はもちろん、使用頻度やセキュリティ観点、インストールするソフトウェア管理的な事情などにて)光学ドライブがついていないのがむしろよしとされるケースが多い」という。光学ドライブは、グループや部署単位で1台USB外付け型を導入する(カスタマイズメニューで光学ドライブを付属したオーダーも可能)手段とすると、導入コストをかなり削減できることだろう。

 さらにEndeavor NPシリーズは18.5型ワイドディスプレイと、ディスプレイ一体型キットがセットになった「一体型パック」があるのもうれしい。ディスプレイの裏に本体を設置することで、液晶一体型PCのようなスマートかつ省スペースのスタイルで利用できる。ディスプレイは1360×768ドット表示に対応し、アナログRGBとDVI-D接続に対応する。「NPシリーズは、ほかのデスクトップPCであれば“3年間お預かり修理保証”が4200円であるところ、3年お預かり修理保証のほかに、落下や水をこぼした場合の安心プラス保証も合わせた“安心パック保証”が3000円で付帯できる特典もあるので、導入後も安心してお使いいただけます」

 お勧め構成の価格は、Endeavor NP11-V+18.5型ワイドのディスプレイ+安心パック保証(PC&ディスプレイ)付きで4万4900円だ。ディスプレイやキーボード、マウスもきちんと付属するので、導入後、すぐ使用できる構成となっている。

photophoto 「一体型パック」により、本体をディスプレイの裏に取り付けられる。さらに省スペースに設置できることだろう
※写真のキーボードは基本構成のものとは異なります

 BTOメニューおすすめ構成(1)おすすめ構成(2)
ベースモデルEndeavor NP11-V2万5750円
Endeavor NP12-V3万1750円
キャンペーン「NP12-Vがお得!キャンペーン」値引き(2010年4月5日17:00まで)-2940円
OSWindows XP Home Edition SP3(標準搭載)
Windows 7 Home Premium(32ビット版)(標準搭載)
CPUAtom 230(1.6GHz)(標準搭載)(標準搭載)
チップセットSiS672+SiS968(標準搭載)(標準搭載)
グラフィックスチップセット内蔵(SiS Mirage 3+)(標準搭載)(標準搭載)
メモリ1Gバイト(1GバイトPC2-5300×1)(標準搭載)(標準搭載)
HDD160Gバイト(Serial ATA/5400rpm)(標準搭載)(標準搭載)
光学ドライブなし
オーディオチップセット内蔵HD Audio(標準搭載)(標準搭載)
有線LAN1000Base-T対応(標準搭載)(標準搭載)
USBUSB 2.0×6(前面×2、背面×4)(標準搭載)(標準搭載)
キーボード109 USBキーボード(KU-2971)630円630円
マウスホイール付きUSB光学マウス(MSU0838)420円420円
ディスプレイ一体型パック(エプソン LD18W41S+ディスプレイ一体型キットNP用)1万3000円1万3000円
製品保証安心パック(3年間 お預かり修理+3年間安心プラス保証)3000円3000円
製品保証3年間 お預かり修理(ピックアップ保守/ディスプレイ)2100円2100円
1台合計4万4900円4万7960円
台数15台15台
送料2万3625円2万3625円
合計69万7125円74万3025円
※2010年3月末現在

予算6万円:業務アプリケーションの都合でまだXPが必要だが、耐用年数を過ぎたPCをリプレースしたい

photo スリム筐体を採用する「Endeavor AT971」。Windows XPやレガシーインタフェースなど、ビジネスニーズにもしっかり対応する構成であるのが特徴だ

 2つめは、現在利用する“やや古い”業務用PCのリプレースを想定する。ここでは、Windows XP/Internet Explorer 6“でなければならない”業務用アプリケーションが動作する仕様を求め、想定予算を「1台6万円」とした。

 この利用シーンは、プリインストールOSに「(Windows 7 Professionalのダウングレード権を利用した)Windows XPを選択できるか否か」以外に、Windows 7のXPモードを利用する方法が考えられる。今回は、Windows 7 Professionalのダウングレード権を利用したWindows XP Professional版とする方法を選択した。

 「Windows 7 Professionalのダウングレード権を利用すると、最初からWindows XP Professionalをプリインストールした状態で出荷されます。別途Windows 7 Professionalのインストールディスクも付属しますので、近い将来、オフィス環境がWindows 7に対応した折にはコストをかけずにWindows 7に切り替えることも可能です。また、Windows 7 Professionalなどビジネス利用向けOSを選択した場合、2010年4月5日17時までのキャンペーンで5250円の値引きも受けられます」

 今回ベースモデルとしたのは基本構成例で3万6540円からとなるスタンダードPC「Endeavor AT971」だ。構成は、CPUにCeleron 430(1.8GHz)を選択し、メモリは2Gバイト、HDDは160Gバイト、光学ドライブはCDやDVDへのファイル記録・保存用途を考え、DVDスーパーマルチとした。

 「Endeavor AT971は、法人ユーザーでご要望をいただくことがまだ意外に多いフロッピーディスクドライブも内蔵できます。この3.5インチベイにはマルチカードリーダーを選択することもできます」。

 Endeavor AT971としたのは、フロッピーディスクドライブの内蔵が可能であり、シリアルポートやパラレルポート、PS/2といったレガシーポートも標準で備えるためだ。レガシーポートというだけに、昨今の他社最新PCにはすでに備えないことも多いが、伝票出力業務など使うドットインパクトプリンタ用など、既存の周辺機器はそのまま使う必要がある企業もまだ多く、法人向け導入において「このようなニーズをしっかりサポートしてくれるので、エプソンダイレクト製を」というほどニーズがあるという。

 このほか、エプソンダイレクトのカスタマイズメニューは「キーボードやマウスを省ける」点も、細かいが捨てがたい。「キーボードとマウスは、すでにあるので必要ない。その分安価にならないかという問い合わせが多く寄せられたことから、数年前から対応させていただいています」とのこと。このため、今回の構成例では“すでにあるので流用する”と想定したキーボードとマウス、ディスプレイを省くことで、5万5860円を実現できた。

 もちろん、ディスプレイやキーボード、マウスをセット購入してもリーズナブルに仕上がる。例えば、1360×768ドット表示に対応する18.5型ワイドの液晶ディスプレイ「LD18W41S」をプラス1万4490円で追加できる。また、企業用途であれば、より手厚い訪問修理型の保証を追加しておくのも安心だ。

 BTOメニューおすすめ構成(1)おすすめ構成(2)
ベースモデルEndeavor AT9711万7010円1万7010円
OSWindows XP Professional(Windows 7 Professionalのダウングレード権を利用)1万500円1万500円
キャンペーン「Professionalがお得!キャンペーン」値引き(2010年4月5日17:00まで)-5250円-5250円
CPUCeleron 430(1.8GHz)4200円
Core 2 Duo E7500(2.93GHz)1万5750円
チップセットIntel G31 Express(標準搭載)(標準搭載)
グラフィックスチップセット内蔵(アナログRGB出力+DVI-D)(標準搭載)(標準搭載)
メモリ2Gバイト(2GバイトPC2-6400×1)9450円9450円
HDD160Gバイト(Serial ATA/7200rpm)6300円6300円
光学ドライブDVDスーパーマルチ(DVD±R 2層書込対応/Serial ATA)7350円
DVDドライブ(Serial ATA/再生ソフトなし)3150円
3.5インチオープンベイ3.5インチFDD(3モード)2100円
マルチカードリーダー2100円
オーディオIntel HD Audio(標準搭載)(標準搭載)
有線LAN1000Base-T対応(標準搭載)(標準搭載)
主なインタフェースUSB 2.0×6(前面×2、背面×4)、シリアル(D-Sub 9ピン×1)、パラレル×1、PS/2×2(標準搭載)(標準搭載)
セキュリティTPM v1.2(標準搭載)(標準搭載)
キーボードなし
109日本語標準キーボード(PS/2)1050円
マウスなし
ホイール付き標準光学マウス(PS/2)630円
ディスプレイなし
18.5型ワイド/1360×768ドット(LD18W41S)1万4490円
製品保証3年間 お預かり修理(ピックアップ保守/コンピューター本体)4200円
3年間 訪問修理(ピックアップ保守/コンピューター本体)1万500円
製品保証1年間 お預かり修理(ピックアップ保守/ディスプレイ)(標準搭載)
1台合計5万5860円8万5680円
台数10台10台
送料2万6250円4万2000円
合計58万4850円89万8800円
※2010年3月末現在

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提供:エプソンダイレクト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2010年3月22日