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NECは4月19日、2010年PC夏モデル6シリーズ/全47モデルを発表、2010年4月22日より順次発売する。
今回のモデルは、春モデルで採用したインテルのCore iプラットフォームを多くのモデルで継承しつつ、機能の強化を実施。新たに薄型コンパクトのベーシックA4ノートPC「LaVie S」シリーズを投入する。
OSは、LaVie Lightシリーズを除く全39モデルで64ビット版Windows 7を全面採用し、大容量のメモリを活用できること、64ビットネイティブ対応アプリケーションで高速に動作することなどを訴求する。64ビット/32ビットのOSセレクトモデルにおいては標準インストールが64ビット版Windows 7となり、使用環境やニーズに応じて32ビット版Windows 7にも(リカバリによって)切り替えられる。
なお、従来の液晶一体型のベーシックシリーズ VALUESTAR Eは「VALUESTAR N」の下位モデルとして統合され、AMDプラットフォームを採用するモデルがなくなった。また、AV機能を強化した液晶一体型の上位シリーズ「VALUESTAR W」や、CULV版CPUを採用する「LaVie M」のCore 2 Duo搭載モデルは、2010年春モデルを継続して販売する。
「LaVie S」は、この夏モデルより新規投入される新シリーズだ。PCにシンプル・コンパクトさを求め、スタイルにもこだわりを持つライト層向けモデルとして展開し、鮮やかな4色のカラーバリエーション、15.6型ワイドの液晶ディスプレイ、入力しやすいテンキー付きキーボード、最厚部で約35ミリとするスリムでプレーンなデザインを特徴とする。
カラーバリエーションは、エアリーブルー、ラズベリーレッド、スノーホワイト、エスプレッソブラックの4種類。定番のレッド、ホワイト、ブラックに加えて、デザイン家電などでも流行の兆しがあるという薄いブルーのカラーも加えた。発売日は4月22日の予定だ。
主力の「LaVie L」シリーズは、上位が16型ワイド、下位が15.6型ワイドの液晶ディスプレイを搭載する、高機能志向のA4オールインワンノートPCとして展開する。ガラスフレークをちりばめた“きらびやかデザイン”のボディを2010年春モデルから踏襲し、ボディカラーと合わせたUSBレーザーマウスも付属する。
最上位のLL870/ASは、1920×1080ドット表示に対応する16型ワイドの液晶ディスプレイとデジタル3波放送(地上デジタル、BSデジタル、110度CS)に対応するデジタル放送チューナーユニット「ワイヤレスTVデジタル」が付属する。
主力のLL750/AS6は、明るく色鮮やかな16型ワイドの「スーパーシャインビューEX2液晶」に刷新し、USB 3.0やSDXC対応メモリカードスロット(ただし高速転送規格のUHS-Iは非対応)、HDMI出力、Blu-ray Discドライブなどの新世代インタフェース/機能を搭載する。
発売日はLL870/ASのみ5月下旬、それ以外のモデルは4月26日の予定だ。
モバイルノートPCの「LaVie M」と「LaVie Light」シリーズは、それぞれ複数台目のPCとしての利便性とモバイル性が底上げされた。
1366×768ドット表示に対応する13.3型ワイドの液晶ディスプレイを搭載し、重量約1.61キロのモバイルノートPC「LaVie M」は、CPUに超低電圧版のCeleron SU2300を搭載したモデルを中心に、実売10万円前後の価格帯で展開する。LaVie Lの最上位モデルと同じデジタルチューナーユニット「ワイヤレスTVデジタル」(地上デジタル/BDデジタル/110度CS対応)が付属する上位モデル「LM370/AS」を新たに用意した。発売日はLM370/ASが4月28日、下位モデルの「LM350/AS」が4月22日を予定している。
ミニノートPC「LaVie Light」は、ボディデザインは2010年春モデルと同一ながら、CPUをAtom N470への刷新で基本性能を高めつつ、全モデルでモバイルWiMAXとIEEE802.11a/b/g/n対応の無線LANを標準で搭載し、モバイルノートPCとしての実用性も向上させた。
ラインアップは1366×768ドット表示に対応する10.1型ワイドの液晶ディスプレイとWindows 7 Home Premium、2Gバイトのメインメモリを実装する上位モデル「BL530/AS」と、1024×600ドット表示に対応する液晶ディスプレイとWindows 7 Starterの構成で価格を7万円前後に抑えた下位モデル「BL350/AW」の2モデルを用意する。発売日はいずれも4月22日の予定だ。
このほか、今までLaVie Lightベースで展開していたNEC「Luiソリューション」対応のLuiクライアントモデルに代わり、Luiサーバを搭載する親機のアプリケーションとデータを遠隔操作できる「Luiリモートスクリーン」機能がLaVie Lightの全モデルに備わった。なお、2010年7月ごろをめどにLuiサーバ機能をソフトウェアベースで提供(※既存のPCへインストールし、Luiサーバとして利用できるように)する予定であることも示された。
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