MARSHALは、5月18日に自作PC関連製品のブランド「新丸印」(しんまるじるし)を立ち上げ、第1弾製品としてマザーボード2モデル、サウンドカード2モデル、電源ユニット2モデルを発表した。発売は6月15日の予定だ。
「新丸印」のコンセプトは「ユーザーに近い目線で作ったDOS/Vパーツ」だが、それに加えて、ブランドを立ち上げた丸山剛臣氏は「ベテランユーザーが使わない古いパーツを利用して、初心者が安くPCを自作できる製品を提供して自作PC市場を活性化したい」という目的も紹介している。
今回登場するマザーボードは、「MAMR-G31-478」と「MAMR-865GV」の2モデルで、どちらも478ピン対応のCPUソケットを搭載するmicro ATXフォームファクタであるのが特徴だ。MAMR-G31-478は、Intel G31 ExpressチップセットとICH7の組み合わせを採用し、PCI Express x16スロットに外付けグラフィックスカードを組み込んで使うことも可能だ。ICH7を載せているのでSerial ATA接続HDDも利用できる。メモリはDDR2 800/DDR2 600に対応する。
MAMR-865GVはIntel 865GVチップセットとICH4をそれぞれ採用する。グラフィックスカード用の拡張スロットはAGP 8xが用意されるほか、Serial ATAインタフェースも1基利用できる。メモリはDDR200〜DDR400に対応する。実売価格はどちらも6980円の見込みだ。
サウンドカードは「MAMR-SCYF」と「MAMR-SCCR」の2モデルが登場する。MAMR-SCYFは「YAMAHA XG」(同社リリースによると、「YMF744またはYMF754」と説明されている)を、MAMR-SCCRは「Creative RS1373」をそれぞれ搭載する。実売価格はともに980円。電源ユニットは400ワットモデルの「MAMR400SP0」と500ワットモデルの「MAMR500SP0」が用意される。実売価格はMAMR400SP0が4980円、MAMR500SP0が5980円になる。
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