IdeaPad U160は、“Arrandale”世代の低価格超低電圧版(Consumer Ultra Low Voltage:CULV版)CPUのPentium U5400(動作クロック1.2GHz)を搭載した1スピンドルノートPCで、11.1型ワイド液晶ディスプレイ(解像度1366×768ドット)を搭載した本体のサイズは、290(幅)×193(奥行き)×22.5〜33.5(厚さ)ミリ、重さは約1.4キロ。6セルバッテリーを搭載した状態で駆動時間は約7時間になる。
キーボードにはアイソレーションタイプを採用するほか、液晶ディスプレイ天面とバッテリーパックには鮮やかな色調の「スクエア・レッド」を採用するなど、デザイン面にも配慮している。
Intel HM55 Expressチップセットを採用し、標準構成でメインメモリはDDR3-1066を3Gバイト搭載する(最大4Gバイト)。グラフィックス機能はCPUに統合したIntel HD Graphicsを利用する。本体のインタフェースには、アナログRGB出力、USB 2.0×3(1基はeSATA兼用)、有線LAN(1000BASE-T対応)、HDMIを設けるほか、メディアカードのインタフェースとして、5 in 1カードリーダーを内蔵する。データストレージには容量500GバイトのHDD(5400rpm、Serial ATA)を搭載する。
無線接続では、Centrino Advanced-N+WiMAX 6250を搭載してIEEE802.11a/b/g/nに対応するだけでなく、IdeaPadシリーズでは初めてモバイルWiMAXも標準構成でサポートする。
IdeaPad U160のラインアップはハードウェア構成では1モデルとなるが、Office Personal 2010の有無で2モデルが用意される。発表同日から予約を開始して出荷開始は7月下旬からの予定だ。価格はオープン。実売価格の予想は、7〜9万円程度とみられている。
IdeaPad U160店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
IdeaPad U160 | 08948RJ | CULVノート | リニューアル | Pentium U5400 (1.2GHz) | 3072MB(DDR3) | 500GB | 64ビット7 Home Premium |
7万円〜9万円台 |
08948SJ | CULVノート | リニューアル | Pentium U5400 (1.2GHz) | 3072MB(DDR3) | 500GB | 64ビット7 Home Premium |
7万円〜9万円台 | |
IdeaPad、IdeaCentre、Lenovoシリーズ店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 重量 |
IdeaPad U160 | 08948RJ | 11.6型ワイド | 1366×768 | Intel HM55 | ─ | CPU統合 | Office Personal 2010 | 約1.4キロ |
08948SJ | 11.6型ワイド | 1366×768 | Intel HM55 | ─ | CPU統合 | ─ | 約1.4キロ | |
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