6月17日から、アキバ各ショップでもマイクロソフトのオフィススイート「Microsoft Office 2010」のパッケージ版が販売されている。個人向けのパッケージは、WordとExcel、Outlookの入った「Office Personal 2010」と、そこにPowerPointとOneNoteを加えた「Office Home&Business 2010」、さらにAccessやPublisherも含めた「Office Professional 2010」の3種類。また、各アプリケーションの単品パッケージも並ぶ。それぞれに通常版とアップグレード版、アカデミック版がそろい、多くのショップで広く占拠している光景を目にした。
Microsoft Office 2010は32ビット版と64ビット版を同梱しており、Professional 2010を除く2パッケージは「2007」に比べて安くなっている。Personal 2007は通常版で4万5000円弱だったが、Personal 2010は3万円弱となっている。Home&Business 2010 通常版も3万5000円弱で、似た構成のStandard 2007の5万3000円弱と比べてリーズナブルだ。Professional 2010 通常版は旧2007同様に6万円弱となっている。
買いやすさも手伝って、いくつかのショップでは好調に売れている様子だ。ツートップ秋葉原本店は「操作性が2007より向上して、手が出しやすくなったということもあり、割と初回から売れていますね。特に人気があるのはPersonal 2010です」と語る。なお、Personal 2010のアップグレード版は1万6000円弱と半額近くまで安くなるが、人気があるのは通常版だとか。「新規に組むマシンで使いたいという方が多いんだと思います。アップグレード版だとリカバリのたびにインストールが面倒になりますし」とのことだ。
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