そのほかの注目アイテムをまとめて紹介したい。シーゲイトからは、4GバイトのSLCフラッシュメモリを搭載した2.5インチHDD「Momentus XT」が登場した。先行してデビューした500Gバイトモデル「ST95005620AS」に続き、320Gバイトの「ST93205620AS」と250Gバイトの「ST92505610AS」が出回っている。価格は順に1万5000円前後と1万3000円前後、1万2000円前後だ。
入荷したドスパラ秋葉原本店は「出足から好調で、320Gバイトモデルはすでに売り切れました。32Mバイトのバッファとフラッシュメモリ、HDDの3種類の特性を生かして快適に使えるのが魅力ですね」と語る。
PCケースは、静音性の高いモデルが目立っていた。多くのショップで扱いが始まったのは、北欧メーカー「Fractal Design」のミドルタワー「Define R3」だ。価格は1万4000円弱。電源を下に配置するタイプで、上面や左右側面、前面のドア部分に吸音材を張り、底面にも振動を吸収する足を取り付けている。T-ZONE.PC DIY SHOPは「この価格にしてはかなり入れ込んだ静音設計になっていますね。上面にはファンを取り付ける等のカスタマイズも可能なので、かなり使い勝手は良いと思います」とプッシュする。
小物系では、アイネックスが5インチベイ用のインタフェースユニットの型番をリニューアルしていた。従来から販売しているakasa製の「AK-ICR-08」を「HUB-02」とし、アイネックスブランド用のパッケージに変更している。価格は従来品とほぼ同じで2000円弱だ。5インチベイ1基のスペースに、5基のUSB 2.0ポートとそれぞれ1基のeSATA、IEEE1394ポートを配置している。パソコンハウス東映は「最近はUSBポートの多いインタフェースユニットが意外と少ないので、従来パッケージのものから安定して売れています。欲を言えば、USB 3.0タイプも出してほしいですよね」と話していた。
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