新デザインで使いやすさを向上させた液晶一体型PC──「Inspiron One 2310」「Inspiron One 2205」2010年PC秋冬モデル

» 2010年10月05日 11時00分 公開
[ITmedia]

シンプルで使いやすいデザインを目指した液晶一体型PC

 「Insprion One 2310」と「Insprion One 2205」は、「XPS One」「Studio One 19」「Inspiron One 19」に続くデルの液晶一体型PCだ。スタイルはInspiron One 19と同じフォトフレームタイプだが、本体の下にスペースを設けてキーボードを収容できるようにした。

 Inspiron One 2310は23型ワイド、Inspiron One 2205は21.5型ワイドの液晶ディスプレイを搭載。どちらもノングレアパネルを採用して解像度は1920×1080ドットとフルHDに対応。また、BTOで光学式タッチパネルを搭載してマルチタッチ操作も可能だ。

Inspiron One 2310(写真=左)、Inspiron One 2205(写真=右)

 Inspiron One 2310はインテルプラットフォームを採用し、Arrandale世代のCore i5-460Mを搭載するプレミアムパッケージ、もしくは、Core i3-370Mを搭載するベーシックパッケージを用意する。内蔵ドライブはプレミアムパッケージでBD-RE対応Blu-ray Discドライブ、スタンダードパッケージはDVDスーパーマルチドライブになる。そのほかの構成は共通で、GPUはRadeon HD 5470、地デジチューナーも搭載する。OSは64ビット版のWindows 7 Home Premiumでシステムメモリの容量は4Gバイト、HDD容量は1Tバイトになる。

 本体サイズは570(幅)×90(奥行き)×420(高さ)ミリ、重さはタッチパネル搭載モデルで約8.95キロ、タッチパネル非搭載モデルで約8.15キロ。

 一方、Inspiron One 2205は、AMDプラットフォームを採用し、CPUにAthlon II X2 240eを搭載するプレミアムパッケージとAthlon II X2 250uを搭載するベーシックパッケージを用意する。グラフィックスはAMD 880Gチップセットに統合されたRadeon HD 4270を利用する。システムメモリ容量はDDR3を4Gバイト、HDD容量は750Gバイト。内蔵ドライブはDVDスーパーマルチドライブだ。地デジチューナーはプレミアムパッケージで付属するが、ベーシックパッケージには用意されない。

 本体サイズは530(幅)×87ミリ(奥行き)×400(高さ)、重さはタッチパネル搭載モデルで約8.1キロ、タッチパネル非搭載モデルで約7.4キロ。

 どちらのモデルも、ネットワークは1000BASE-Tまで対応する有線LANと、IEEE 802.11 a/b/g/n対応の無線LANが利用できる。本体に用意されるインタフェースには、本体側面に複数のメディアに対応するカードリーダー(SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、マルチメディアカード、メモリースティック、メモリースティックPRO、xDピクチャーカード)と、2基のUSB 2.0を搭載し、背面には、4基のUSB 2.0と有線LAN、地デジチューナー用アンテナ端子のほか、Inspiron One 2310では、アナログRGB、HDMI、コンポジット端子を備える。

 実売予想価格は、Inspiron One 2205のベーシックパッケージが8万9980円、プレミアムパッケージが9万9800円、Office付きパッケージが12万9800円。Inspiron One 2310のベーシックパッケージで11万9800円、ベーシックパッケージのOffice付きで14万9800円、プレミアムパッケージで13万9800円、プレミアムパッケージのOffice付きが16万9800円となる見込みだ。10月5日から受注を開始するが、Inspiron One 2310のプレミアムパッケージの販売は後日開始になる。

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