フォーマルな装いでフィールドワークにも通用する“万能ジャケット”──「Let'snote J9」を愛でる(1/3 ページ)

Let'snoteのコンパクトモバイルに新しいシリーズ「J」が加わった。この「J」、単なるRの生まれ変わりではない。Jに秘められた新機軸を一緒に見ていこう。

» 2010年10月08日 00時00分 公開
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“R”のポジションを受け継ぎつつ、新たな分野へ踏み出した“J”

 ついに、“R”シリーズが生まれ変わる。すでに“売り上げ的”主役は“W”、そして、現在の“S”に譲っていたのかもしれないが、“元祖”Let'snoteであり、軽量コンパクト、長時間駆動を追求したLet'snoteの代名詞ともいえる存在がRシリーズだった。それだけに、このシリーズに対してユーザーが寄せる期待や要求は高かった。

 今回、Let'snoteの新たな一員として登場する「Let'snote J9」は、“R”の後継となるモデルだ。Let'snoteの中で最も携帯性に特化した“R”の役割りを継承しつつ、これまで以上にユーザー層を拡大すべく、“ジャケット”という新機軸を取り入れた。そのLet'snote J9が狙う「これまで以上に拡大する」ユーザー層は、ズバリ、“仕事のデキる女性”たちだ。

 従来から受け継いできたLet'snoteの“存在理由”でもある、仕事でもプライベートでも妥協しない「高性能コンパクトモバイル」を損なうことなく、仕事でもプライベートでも“個性”をアピールするために、ジャケットスタイルという新たな価値を付与することで、女性ユーザーに似合うデザインを目指してる。

 もちろん、“J”は女性専用というわけではない。それはLet'snote J9のモデル展開を見れば明らかだ。まず、店頭向けでは「スタンダードモデル」と「ハイパフォーマンスモデル」が用意される。スタンダードモデルではインテル® Core™ i3-370M プロセッサー(2.40GHz)と160GバイトのHDDを搭載するのに対して、ハイパフォーマンスモデルでは、インテル® Core™ i5-460M プロセッサー(2.53GHz、Turbo Booset Technology有効時で最大2.80GHz)と128GバイトのSSDを搭載した。

 さらに、レッツノート直販サイト「マイレッツ倶楽部」では、インテル® Core™ i7-640M プロセッサー(2.80GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.46GHz)を搭載するプレミアムエディションを用意している。コンパクトなモバイルノートPCでも、高性能を求めるユーザーに十分に応えられる構成が可能なのは、Let'snote Rシリーズの“精神”を正しく受け継いでいるといえるだろう。

モバイル重視対応の新シリーズとして登場したLet'snote J9。本体を包むジャケットが特徴だ

ついに“コンパクト”なLet'snoteでもTDP35ワットのCPUを搭載

 店頭向けではCore i3-370Mを搭載したスタンダードモデルとCore i5-460Mを搭載するハイパフォーマンスモデルが用意される。注目したいのは従来のLet'snote R9で搭載していたTDP18ワットタイプではなく、TDP35ワットのCPUを搭載していることだ。これにより、超低電圧版インテル Core i7-640UM vPro プロセッサー搭載の「R9」と比較して、スタンダードモデルでも約1.2倍、ハイパフォーマンスモデルでは実に1.8倍もの高速化を果たしている。

 さらに、マイレッツ倶楽部限定のプレミアムエディション構成では、Core i7-640Mを搭載して動作クロックは2.8GHz、Turbo Boost Technology有効時では最大で3.46GHzにも達する。Let'snote R9とほぼ同じサイズのボディで3GHzを超える動作クロックが可能になったとは、古くからの“レッツラー”として、そして、数多くのコンパクトモバイルPCを見てきたユーザーとして、にわかに信じがたい“進化”だ。

 Let'snoteシリーズのほかのモデルでは、2009年から標準電圧版CPUの搭載が進んでいたが(これはこれで驚きだったが)、極限までコンパクトを追求したRシリーズに関しては、超低電圧版CPUを採用するのが“常識的”なアプローチだった。しかし、Let'snote J9では、立体配置を含むレイアウトの改善で空気の流れを最適化し、加えて基板面積の縮小化などでコンパクトボディに「S9」同様の放熱構造を導入することで、TDP35ワットのCPUを搭載できたという。

Let'snote J9に搭載されるシステムボード。Let'snote R9シリーズから面積比76%となり、空気の流れを最適化することでLet'snote S9と同等の放熱効果を実現したという

 標準電圧版の採用とともに大きな変化といえるのが、ワイド画面の採用だ。Let'snode J9では10.1型ワイド液晶ディスプレイを搭載して、解像度が1366×768ドットに向上することで、表示情報量がLet'snote R9から33%アップした。また、映像出力インタフェースとして従来のアナログRGBに加えてHDMIも用意された。なお、USB 2.0も2基から3基へと増えるなど、本体搭載のインタフェースはLet'snote S9などと同じレベルに追いついたことになる。

10.1型液晶ディスプレイ搭載Let'snoteでもついにワイド画面を採用。さらに解像度は1366×768ドットと高い(写真=左)。キーボードトップは左上と右下にカーブを設けて打ち間違いを減らす工夫を施している(写真=右)

Let'snote J9に搭載されたインタフェース。左側面にはアナログRGB出力とHDMI、そしてUSB 2.0が1基用意され(写真=左)、右側面には2基のUSB 2.0と有線LANを備える(写真=右)。マイレッツ倶楽部のプレミアムエディションでは、右側面にPCI Express /34対応スロットを設ける構成も選べる

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2010年11月7日