エムエスアイコンピュータージャパンは、10月31日に小中学生を対象としたPC組み立て教室「MSI 子どもパソコン組み立て教室2010・秋」を、「カフェソラーレ リナックスカフェ 秋葉原店」で開催した。これは、夏に行われて好評だった「MSI 子どもパソコン組み立て教室」の第2弾で、小学生対象の第1部と中学生対象の第2部に分かれて、それぞれ5組の親子が参加した。
組み立て教室の“先生”は、同社マーケティング部の石岡宣慶氏で、すでに17回行われているMSI組み立て教室の講師を務めている“ベテラン”であるとともに、自分も小学生の父親であったりする。参加者は石岡氏のパーツの説明を聞きながら、その役割りと「使用上の注意」を確認して、マザーボードに取り付けられている多種多様なコネクタの形やCPUソケットに取り付けられている小さなピン、基板裏側の“トゲトゲ”を自分の目と手で確かめていた。
石岡氏の組み立てに関する説明は、お父さんお母さんユーザーが自分の子どもと一緒にPCを自作するときにも役に立つ内容が含まれている。ここでは、参加者の“手つき”を紹介しながら、石岡氏が述べた「子どもと一緒に自作するときのポイント」を紹介していこう。
PCを初めて自作するとき、一番不安なのが「力の入れ加減」だ。CPUソケットにCPUをセットしてレバーを押し下げるとき、メモリスロットにメモリを差すとき、Serial ATAコネクタにケーブルを差すときなどなど、いずれの場面でも、正しく固定するには「うわわわ、こんなにやったら壊れるんじゃない?」と思うほどに力を入れなければならない。パソコン組み立て教室が最初に伝えるポイントは、「パーツについている金色のところ(コネクタの部分)は、絶対に手で触らない」ことと、この「力の入れ加減」を実際に体験してもらうところだ。
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