NVIDIA、CUDAコア480基搭載のGF110世代「GeForce GTX 570」

» 2010年12月08日 10時55分 公開
[ITmedia]

 NVIDIAは、“GF110”世代のコアを採用したGPUの新モデルとして「GeForce GTX 570」を発表した。すでに登場しているGeForce GTX 580の下位モデルで、DirectX 11をサポートし、3D Visionによる立体視コンテンツの利用に対応する。

 搭載するCUDAコアは、GeForce GTX 580の512基から、GeForce GTX 480と同じ480基に変更された。そのほか、テクスチャユニットが60基、ROPユニットが40基など、いずれもGeForce GTX 580から数を減じている。なお、構成トランジスタ数はGeForce GTX 580と同じ30億個だ。

 リファレンスデザインで示されている動作クロックは、GPUコアクロックが732MHz、シェーダクロックが1464MHz、グラフィックスメモリクロックが950MHz。グラフィックスメモリとしてGDDR5を1280Mバイトまで搭載する。グラフィックスメモリのバス幅は320ビット。

 GeForce GTX 570搭載グラフィックスカードのリファレンスデザインでは、補助電源コネクタとして2基の6ピンを備える。最大消費電力は219ワット。クーラーユニットではGeForce GTX 580と同じ“Vapor Camber”を導入した。

 ベンチマークテストによるGeForce GTX 570の性能検証と考察は、「4万円で“480”の夢を見る──君は「GeForce GTX 570」で“ホクホク”できるか!」を参考にしていただきたい。

GeForce GTX 570搭載グラフィックスカードのリファレンスデザイン

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