そのほか、マーシャルの外付けHDDケース「TORZA」がその製品名で話題を呼んだ。TORZAはUSB 2.0対応のケースで、フロントにHDDの残量を表示するLEDライトを備えているのが特徴。価格は4000円弱で、在庫は潤沢だ。
対応するHDDは3.5インチのSATAタイプで、最大2Tバイトのモデルまで使える。パソコンハウス東映は「外付けHDDに録画できる(シリーズがある)東芝の液晶テレビ『REGZA』とPS3のレコーダーキット『torne』を意識した名前ですよね。まあ、そうした非PC層の外付けHDD需要も高まっていますし、それらに接続したときにはフロントの残量表示が効果を発揮するでしょうから、意外とニーズをがっちりつかんで定番モデルになるかもしれません」と話していた。
HDD売り場では、シーゲイトの2TバイトHDD「Barracuda Green ST2000DL003」が、1万1000円弱の価格ながらも注目を集めていた。Windows Vistaや7が対応している4Kバイトセクタ向きのフォーマットで出荷しているが、同社独自の技術でWindows XPでも同じパフォーマンスを発揮できるようにしているのが特徴だ。TSUKUMO eX.は「SATA 3.0に対応していますし、Windows XPで高速な大容量HDDが欲しいという人に売れると思います」と語った。
また、USBメモリにもヒットが期待される新製品が登場している。スーパータレントの16Gバイトモデル「ST3U16EDB」と8Gバイトモデル「ST3U8EDB」で、価格は3000円弱と2000円弱だ。どちらもUSB 3.0に対応している。パソコンハウス東映は「これまでのUSB 3.0メモリと違って、USB 2.0対応のモデルと価格差がありません。もちろんUSB 2.0ポートでも使えますし、『どうせなら、こっちを』と購入する人が増えてくれるかなと思っています」とプッシュした。
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