“Sandy Bridge”+SATA 6Gb/s SSD RAID 0をサポート、新世代の高性能ミニタワー「Endeavor MR6900」2011年PC春モデル

» 2011年01月12日 11時15分 公開
[ITmedia]

“Sandy Bridge”世代の高性能デスクトップPC

photo エプソンダイレクト「Endeavor MR6900」

 エプソンダイレクトは1月12日、新世代プラットフォームを採用したデスクトップPC「Endeavor MR6900」を発表。同日より受注を開始、順次出荷を予定する。同社直販サイト「Epson Direct Shop」価格は、基本構成例で8万3580円(税込み)から。

 Endeavor MR6900は、従来モデル“Endeavor MR6700”の後継として、外観デザインは共通ながらIntel H67 Expressチップセット(コードネーム:Cougar Point)搭載マザーボードと第2世代のCore iシリーズ(コードネーム:Sandy Bridge)による新世代のプラットフォームを採用し、進化したミニタワーデスクトップPC。CPUやメモリ容量、ストレージの種類や容量、グラフィックスカードなどを予算や好みに応じてカスタマイズできるBTO(Built To Order)に対応する。

 主なカスタマイズメニューはOSの種類、CPUの種類、メモリ容量、グラフィックスカード、ストレージ容量(SSD RAID 0構成なども可能)、光学ドライブなど。特定の構成において国際エネルギースタープログラム Ver 5.0に適合した「Endeavor MR6900E」も用意する。

 CPUはCore i7-2600(4コア・Hyper-Threading Technology対応、3.4GHz/最大3.8GHz)、Core i5-2500(4コア・HT非対応、3.3GHz/最大3.7GHz)、Core i5-2400(4コア・HT非対応、3.1GHz/最大3.4GHz)より選択可能(より低廉なCore i3も追ってカスタマイズメニューに加える予定)で、PC3-10600対応のDDR3メモリを最大16Gバイト(64ビット版OS選択時)、最大2TバイトのHDDや128GバイトSSD×2(RAID-0)、GeForce GTS 450/Radeon HD 5770搭載グラフィックスカードなども含め、個人向けハイエンド志向の構成でオーダーできるのが特徴。ストレージもハイエンド・高性能志向のユーザー向けに、Serial ATA 3.0(6Gbps)対応SSDを2台用いた“さらに高速”なRAID 0構成のオプションメニューを用意した。

Endeavor MR6900 基本構成例 カスタマイズメニュー
搭載OS Windows 7 Home Basic(32ビット版) Windows 7 Ultimate(32/64ビット)
同Professional(32/64ビット)
同Home Premium(32/64ビット)
CPU Core i5-2400 Core i7-2600
Core i5-2500
Core i5-2400
チップセット Intel H67 Express
グラフィックス CPU統合 CPU統合(グラフィックスカードなし)
GeForce GTS 450(グラフィックスメモリ1Gバイト)
Radeon HD 5770(グラフィックスメモリ1Gバイト)
Quadro FX380LP
FirePro V4800
Quadro FX1800
メモリ 2Gバイト(PC3-10600/2Gバイト×1) 2Gバイト(PC3-10600/2Gバイト×2)
4Gバイト(PC3-10600/2Gバイト×2)
8Gバイト(PC3-10600/4Gバイト×2・64ビット版OS選択時)
16Gバイト(PC3-10600/4Gバイト×4・64ビット版OS選択時)
ストレージ 250GバイトHDD(Serial ATA/7200rpm) 250GバイトHDD
500GバイトHDD
1TバイトHDD
2TバイトHDD
128GバイトSSD(MLC・600Mバイト/秒)
256Gバイト RAID 0キット(600Mバイト/秒 128GバイトSSD×2)
250Gバイト RAID 1キット(250GバイトHDD×2)
500Gバイト RAID 1キット(500GバイトHDD×2)
1Tバイト RAID 1キット(1TバイトHDD×2)
ディスプレイ オプション
光学ドライブ DVD-ROMドライブ(Serial ATA接続/再生ソフト付き) DVD-ROM(再生ソフトなし)
DVD-ROM(再生ソフト付き)
DVDスーパーマルチ
Blu-ray Discコンボ
Blu-ray Discコンボ(CPRM対応・再生ソフト付き)
通信 1000BASE-T対応有線LAN USB接続無線LANアダプタ(オプション)
拡張スロット DIMMスロット×4、PCI Express x16 ×1(312ミリ長まで)、PCI Express x4 ×1(180ミリ長まで)、PCI Express x1×2(312ミリ長まで)、5インチドライブオープンベイ×2、3.5インチHDDベイ×3
主なインタフェース マルチメモリカードリーダー(SDHC対応SDメモリーカード、MMC、コンパクトフラッシュ、メモリースティック、スマートメディア) 、USB 2.0×9(前面×3、背面×6)、6ピンIEEE1394×1、PS/2×2、ヘッドフォン出力×1、マイク入力×2(前面×1、背面×1)、ライン入出力×各1 USB 3.0×2(増設)
eSATA×1(増設)
パラレル×1(増設)
シリアル×1(増設)
本体サイズ 179(幅)×396(奥行き)×368(高さ)ミリ
重量 約10.1キロ(基本構成時)
価格 8万3580円
発売 2010年1月12日

 Endeavor MR6900発売を記念し、税込み14万円以上となる構成でのオーダーで1セットにつき1万4700円オフ、さらにWeb購入先着500人限定で「Core i7ロゴ入り今治バスタオル」がもらえる「ハイスペックがお得!キャンペーン」を実施する。


photo Endeavor LX9000

 このほか、Linux OSをプリインストールした「Endeavor LX9000」も投入する。

 Endeavor LX9000は、Intel G41 Expressチップセット搭載マザーボードを採用するEndeavor MT9000をベースに、OSに同社専用エディションとなる「Turbolinux Client 2008 Basic」をプリインストールし、組み込み機器の開発シーンや小規模サーバ用途に向けたラインアップとして展開する。

 CPUやメモリ容量のカスタマイズも可能。CPUはCore 2 Duo E8500/同E7500/Pentium E5800/Celeron 430、メインメモリはPC3-8500対応DDR3 SDRAMを最大4Gバイト搭載できる。Celeron 430/1Gバイトメモリを搭載する基本構成例価格で4万9350円から。


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