「LifeTouch NOTE」の発表会会場には、未発表の2画面型Androidデバイス「LifeTouch W」も参考展示されていた。
LifeTouch Wは、7型ワイドの感圧式タッチパネル付きディスプレイを左右に2枚配置し、本のように横開きに構えるスタイルを基本とするデザインが特徴。重量は500グラム程度と、立ったまま手にしても苦にならない小型軽量のボディを実現する。発売時期は未定ながら、“基本的な設計はほぼ済んでいる”とし「詳細やソフトウェア、サービス部分をよりチューニングする」段階だという。
動画で見る「LifeTouch W」
(再生できない場合はこちらから) |
こちらは本体のデザインが示すとおり、電子書籍やWeb・メールチェックを中心とするビュワーとしてのニーズに比重が置かれ、例えば2画面に渡る全画面表示、片側に1P全体表示/もう片方に拡大表示、片側にブラウザのインデックスページ/もう片方にそのサイト内の1ページを別ウィンドウで表示、片側に通常の画面/もう片方にソフトウェアキーボードを表示してノートPC風に利用、2つのディスプレイを生かした機能とともに、スタイラスペンによる手書きメモ、EPUBやPDF表示が可能な電子書籍ビュワーもきちんと用意するようだ。
ちなみにCPUは初代LifeTouch(NECビッグローブのSmartia採用機)と同じもの(Cortex-A8)とのことで、全体的なパフォーマンスはLifeTouch NOTEを下回るが、その分低消費電力とバッテリー動作時間、本体デザイン(薄さ)や重量(軽さ)のメリットを訴求しつつ、このユーザーニーズに合致する利用シーンを今後提案したいという。
動画で見る「LifeTouch W」の電子書籍ビュワー
(再生できない場合はこちらから) |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.