Acerは、CeBIT 2011で行ったプレスカンファレンスにおいて、これから投入する予定のノートPC、タブレットデバイスを展示した。そこで紹介された製品には、AMDの“Fusion”APUでTDP9ワットのモデル「Ontario」こと「Cシリーズ」を搭載したタブレットPCとクラムシェルタイプのモバイルノートPCや、デザインを重視した薄型ノートPCのラインアップ「Aspire Timeline X」で第2四半期に投入される新しいシリーズなど、CeBIT 2011で初めて公開されたモデルも多数確認できた。
Aspire Timeline Xの新シリーズは、ボディデザインとインタフェース仕様が共通する、液晶ディスプレイサイズ違いの「5830T」(15.6型ワイド)、「4830T」(14型ワイド)、「3830T」(13.3型ワイド)をそろえている。ボディデザインは従来のAspire Timeline Xから変更され、いずれも「Ice Blue」というデザインコンセプトに基づいて構成している。天板やパームレストのカラーは薄紫に統一され、そのほかの部分もアルミニウムのシルバーで覆われる。キーボードもアイソレーションタイプに変わった。
内部のプラットフォームは、いずれも“Sandy Bridge”世代のCoreプロセッサー・ファミリーで、GPUもNVIDIAのGeForce GT 540M(グラフィックスメモリ2Gバイト)を内蔵する。出荷開始は2011年の4月を予定しているという。
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