「まだ平常時の水準ではありませんが……」 乾電池とUPSが売れるアキバ古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2011年03月22日 11時30分 公開
[古田雄介(ぜせ),ITmedia]
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FOXCONNとASRockからmini-ITXサイズのH67マザーが登場!

FOXCONN「H67S-B3」

 3月に入ってSandy Bridge対応のP67/H67マザーの出荷の再スタートが始まっており、ASUSTeKとIntelを除いた多くのメーカー製品が店頭に並ぶようになっている。そうした中でも、多くのユーザーに待たれていたのがmini-ITXサイズのモデルだ。ソフマップ秋葉原本館は「消費電力の低いCore i3も登場しましたし、mini-ITXマザーで小型のSandy Bridgeマシンを組みたいという需要は高まっていますね」と語る。

 そして先週、FOXCONNとASRockのmini-ITXモデルがようやく復活した。FOXCONNの「H67S-B3」は、2基のDDR3スロットと1基のPCI Express x16スロットを搭載するH67マザーで、価格は8500円前後だ。ASRockからもDDR3スロット2基とPCI Express x16スロット1基を備えた「H67M-ITX/HT」と「H67M-ITX」が登場。IEEE802.11b/g/n対応の無線LANアダプタを備えるH67M-ITX/HTは1万4000円弱、無線LAN非搭載のH67M-ITXは1万円以下で販売されている。

 H67S-B3を入荷したパソコンハウス東映は「1月に登場した修正前モデル『H67S』と比べると若干価格が上がっていますが、それでもH67マザーで最安ラインをキープしています。micro ATXのH61マザーと同等の価格と考えればかなりお得ですよ。CPU内蔵GPUの評判もよいので、ストレージ構成に不満がなければ小型マシンでも十分な性能が発揮できるでしょう」とプッシュしていた。

 なお、物流の滞りが原因で発売が遅れていたギガバイト製のP67/H67マザーも各ショップに潤沢に入荷するようになっており、「ようやく『新たにマシンを組むならSandy Bridgeを』と堂々と言えるような環境になったと思います。SATA 3.0対応ドライブが増えて、SATA 2.0タイプはどんどん安くなっていますし、SATAポートをフル活用して大容量マシンが気軽に組める状況といえます。新生活前にも満足いく構成のマシンが作れるんじゃないでしょうか」(ドスパラ パーツ館)といったポシティブなコメントも多く聞かれた。

ASRock「H67M-ITX/HT」(写真=左)。ドスパラ パーツ館に並んだギガバイト製のP67/H67マザー(写真=中央)。MSIのH61マザー「H61MU-E35」(右)も先々週末に登場。価格は8500円前後だ(写真=右)

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