UQコミュニケーションズは、東北関東大震災の被災者や救援支援活動の関係者に、WiMAXを用いたインターネット環境を提供する「WiMAX被災地支援プログラム」を3月21日から提供した。
WiMAX被災地支援プログラムでは、被災地、避難所などで救助支援活動に携わっている公共機関や団体を対象に、UQがノートPCやWiMAX端末と回線を無償で提供する。同プログラムを利用することで、スムーズに救助支援活動を行うとともに、避難者にリアルタイムの情報が届くことが期待される。UQは今後も順次プログラムを拡張することを検討していく。
今回のプログラムの第1弾として、インテル、ダイワボウ情報システムと共同で、仙台市内の避難所9個所にノートPCとWiMAX端末のセットを届けた。届け先の避難所は以下のとおり。
なお、震災により、現在全国1万4000基地局のうち、宮城県を中心に約10局のWiMAX基地局が利用できない状況になっている。
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