「メール」という言葉は、“離れて暮らす親”も知っているほど、ごく普通になりました。ただ、多くの人は“携帯電話”でメールを使っているようです。一方で、すでに紹介しているtwitterなど、PCを使ってインターネットで利用できるサービスでは、“PCで使える”メールアドレスがあると便利な場合もあります。
携帯電話で使うメールは、携帯電話が規制されたときに使いにくくなりますが、PCで使うメールは、インターネットに接続できるPCがあれば携帯電話の規制に関係なく使えたことが、東日本大震災では報告されています。もちろん、インターネットにつながっているPCがないと、PCで使えるメールは利用できませんが、Twitterで使うダイレクトメッセージの説明でも述べたように、「複数の連絡手段」を用意しておくと安心できます。
ところが、PCで使えるメールアドレスを用意するのは意外と面倒です。離れて暮らす親や知り合いに説明しようと思っても、相手がPCやインターネットに詳しくないと、口頭で伝えるのは難しいでしょう。そこで今回は、PCから利用ができる、無料のメールアドレスの登録方法を説明します。
今回紹介するのは、「Gmail」(ジーメール)という無料のメールサービスです。検索サービスで有名なGoogle(グーグル)という会社が運営しています。
無料で使えるメールには、画面に広告が表示されたり広告メールが届いたりするサービスもありますが、Gmailは広告の表示が少なく広告メールが届くこともありません。
Gmailで登録したメールアドレスは、PCだけでなく、携帯電話やiPhoneなどのスマートフォンでも利用できます。PCが使えないときでも、携帯電話やスマートフォンでメールが利用できます。
Gmailを利用するには「アカウントを作成する」と呼ぶ登録手続きをします。この手続きは、PCを使って、「Internet Explorer」(インターネット・エクスプローラ)というWebブラウザからできます。電話やFAX、郵送などによる申し込みはできません。
Internet Explorerの一番上に青い帯があります。その下の白い細長い枠に「mail.google.com」と文字を入れて、「Enter」キーをマウスで押しましょう。左上に「Gmail」のマークがあるページが表示されます(なお、「ここ」をマウスで押すと同じGmailのページが表示できるようにしてあます)
Gmailのページが表示されたら、画面の右下にある「アカウントを作成する」というボタンをマウスで押します。すると「アカウントを作成」という画面が表示されます。ここで上から順に、名前やパスワードといった必要項目を入力します。
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