なんとバッテリー駆動が最大16.5時間に!──「Let'snote S10」2011年PC夏モデル

» 2011年04月22日 13時00分 公開
[ITmedia]
Let'snote S10

 今回登場したLet'snote S10の新モデルでは、CPUは従来のCore i5-2520M(2.5GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.2GHz)を採用、メモリ容量も店頭モデルでは標準で4Gバイト、最大で8Gバイトと変わらない。

 ただし、HDDが従来の500Gバイトから640Gバイトと容量を増やしている。バッテリーの容量も高密度タイプセルの採用で93ワットアワー(8セル、重さ約420グラム)に強化され、店頭モデルの駆動時間は約16.5時間に伸びた。オプションで用意する4セルの軽量バッテリー(重さ約255グラム)でも約8時間のバッテリー駆動が可能だ。

 本体は従来モデルと共通で、サイズは282.8(幅)×209.6(奥行き)×23.4〜38.7(厚さ)ミリ。重さは約1340グラム。本体に搭載するインタフェースでは、USB 3.0が1基追加された。そのほか、USB 2.0が2基、HDMI、アナログRGB出力、SDメモリーカードスロットを備える。SDメモリーカードスロットが、UHS-I高速転送に対応するのも従来通りだ。

 ネットワークは1000BASE-Tまで対応する有線LANとIEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN、そしてモバイルWiMAXが利用できる。搭載する液晶ディスプレイは12.1型ワイドで解像度は1280×800ドット。内蔵ドライブはDVDスーパーマルチと、こちらは従来モデルと変わらない。

 OSは従来と同じWindows 7 Professionalだが、Service Pack 1を適用している。初期導入時に64ビット版と32ビット版を選択可能。また、Microsoft Office Home & Businessが標準で付属するモデルと用意しないモデルを用意する。実売予想価格は、Officeありモデルで22万5000円前後、Office なしモデルで20万円前後。

マイレッツなS10では、メモリが標準で8Gバイト、最大16Gバイトに

 マイレッツ限定モデルでは、ハイスペックモデルとプレミアムエディションを用意する。CPUはCore i5-2540M vPro(2.6GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.3GHz)にして店頭モデルよりクロックを高め、HDDの容量を750Gバイトに増やした。

 プレミアムエディションでは、CPUにCore i7-2620M vPro(2.7GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.4GHz)を採用、データストレージには750GバイトのHDDのほかに、256GバイトのSSDが選べる。また、メモリ容量では、標準構成で8Gバイト、最大16Gバイト搭載可能と増えている。無線接続ではBluetooth Ver.2.1+EDRが選べるほか、HDD搭載モデルではモバイルWANも利用できる。

Let'snote 店頭モデルの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売価格
S10 CF-S10 2スピンドル HDD強化 Core i5-2520M (2.5GHz/最大3.2GHz) 4GB (DDR3) 640GB 64ビット版/32ビット版7 Professional SP1 20万円前後
CF-S10 2スピンドル HDD強化 Core i5-2520M (2.5GHz/最大3.2GHz) 4GB (DDR3) 640GB 64ビット版/32ビット版7 Professional SP1 22万5000円前後

Let'snote 店頭モデルの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU vPro/オフィス 重量
S10 CF-S10 12.1型ワイド 1280×800 Intel QM67 DVDスーパーマルチ CPU統合 ○/− 約1340グラム
CF-S10 12.1型ワイド 1280×800 Intel QM67 DVDスーパーマルチ CPU統合 ○/Office Home and Business 2010 約1340グラム

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