「Sandy Bridgeの下とはもう言えません」――レベルアップしたエントリーGPU古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2011年04月25日 12時15分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
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ATX対応でコンパクト、エアフローの合理性……極限を求めたPCケース

 オシャレを楽しむなら、もっとも肝心なのは外観の大枠を決めるPCケース選びだ。先週はそれぞれのコンセプトで極限を追求したモデルが話題を呼んでいた。

サイズ「EVE」

 サイズから登場したのは、136(幅)×385(奥行き)×351(高さ)ミリのスリムケース「EVE」。電源ベイと5インチベイ、3.5インチシャドウベイをそれぞれ一基用意しており、このサイズでATXマザーが搭載できるのが特徴だ。価格は4000円弱。

 ソフマップ秋葉原本館は「メンテナンス性を考えて、現実的にATXマザーを組み込めるように考えて設計されたこだわりのモデルです。電源は奥行き14センチまで、拡張カードは長さ16センチまで、CPUクーラーは高さ10センチまでと、物理的な制限は多いですが、ATXの拡張性を確保しながら全体のコンパクトさを求めるなら面白い選択肢だと思いますよ」と話していた。

 また、abeeからは底面前方から効率的に吸気できるATXケース「AS Enclosure 5000S」がデビューしている。価格は4万円弱。HDDベイを上部後方に配置することで、フロント下部全体を吸気スペースに使っており、底部からの空気を斜めに配置した2基の12センチファンでケース全体に行き渡らせる。ドライブベイの配置が特殊だが、5基の3.5インチベイと1基の2.5インチベイと5インチベイを確保しており、大容量ストレージの構築も可能だ。

 入荷したTSUKUMO eX.は「フロントの外観はアルミの削りだしですっきりとまとめていますが、じゅうたんなどに置かなければ、前面吸気タイプよりも効率的な空調ができると思います。静音性とデザイン性を両立させながら、安心してハイスペックな構成が組めるのがポイントですね」と嬉しそうに評価していた。

abee「AS Enclosure 5000S」。底面からの斜め吸気は「AS Enclosure 501」で採用していたが、5000Sでファンの数を増やして効果を高めた

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