6万円台の基本構成例で即戦力──低価格で高性能「Endeavor TY5000S」で、ミニタワーPCのよさを再確認ビジネスもホビーも、もうこれでヨシ!(1/3 ページ)

“Core i5-2400”搭載で6万9930円から! おどろくべき高いコストパフォーマンスを実現するデスクトップPC「Endeavor TY5000S」が、基本構成例でそのまま「即戦力」となるかを徹底検証しよう。

» 2011年08月15日 10時00分 公開
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エプソンダイレクトの新ブランド「Endeavor S」にミニタワーモデルが登場

photo オーソドックスなスタイルを採用するミニタワーデスクトップPC「Endeavor TY5000S

 オーソドックスかつコンパクトながら拡張性も兼ね備えるボディと、高いコストパフォーマンス。エプソンダイレクトの「Endeavor TY5000S」(以下、TY5000S)は、同社が2011年6月より展開する新ブランド“Endeavor S”シリーズとして展開するミニタワー型のデスクトップPCだ。

 Endeavor Sは、主に中小規模オフィスやSOHO、個人ユーザーをターゲットに、コストパフォーマンスを追求したシリーズとなっている。最新技術を取り入れた最新性能と機能、独自の厳格な品質基準に基づいた信頼性を提供するエプソンダイレクト製PCならではの特徴はそのままに、保証期間やサポート体制を想定ユーザー向けに変更し、BTOメニューの簡略化などによりオペレーションコストを低減することで、リーズナブルな価格帯を実現している。

 これまでも似たコンセプトで価格を抑えたモデルは存在したが、シリーズとして体系化したことでラインアップがすっきりと整理され、分かりやすく、かつそれをサポートメニューなどの細かい部分まで整理されたことから、実際の価格面もこれまで以上にお買い得感が高くなっている。

 例えば、同じ構成のモデルをまとまった台数で導入したいと考える大企業向けの保守メニューは、中小企業や個人ユーザーに合わないことも多く、BTOメニューの簡略化についても、フルカスタマイズは自由に構成を選択できる半面、ユーザーによっては敷居が高くなる面がある。人気の高い選択肢の中から「お勧めモデル」として選んでくれるスタイルのほうが、楽に、シンプルに購入できるシーンは多い。今回紹介するTY5000Sもインテルの最新・高速なCPUを導入した高性能システムながら、基本構成例価格で6万9930円から購入できるのだ。

 さて「基本構成例で……」と聞くと、エプソンダイレクトのEndeavorシリーズを、あるいはBTOのシステムを古くから知っているなら「とはいえ……」と思う人はいるかもしれない。というのも、BTO対応のPCの基本構成例は、特定用途でしか出番のないような低スペックのパーツも含まれることがあり、CPUを強化したり、メインメモリを増設したりと、満足のいく仕様にカスタマイズすると結局はそれなりに価格が上がってしまうことがあるためだ。

 その点、Endeavor Sシリーズは基本構成例がそのまま「売れ筋構成」となっている。つまり、カスタマイズなしで即戦力になる実力を持っているのが大きく違う。今回はその基本構成例仕様のTY5000Sをそのまま評価機として入手した。“6万円台”でどこまでできるのか、性能や使い勝手をじっくり検証しよう。

“Sandy Bridge”こと、現在最新の第2世代のCore iシリーズを採用

photo 基本構成例(本評価機)のCPUは「Core i5-2400」を採用する。インテルの第2世代Core iシリーズとして人気の高いモデルだ

 BTOの選択肢を少なくしたEndeavor Sシリーズだが、このTY5000Sに関しては、ミニタワーのデスクトップ型という拡張しやすい構造のためか、ノート型より選択肢は多く、かなり柔軟な構成が可能となっている。

 基本システムには、開発コードネーム“Sandy Bridge”こと第2世代のインテルCore iシリーズと、先進のIntel 6シリーズのチップセットを採用している。第2世代のCore iシリーズはCPU内部の命令処理の仕組みを改良しており、第1世代のCore iシリーズと比べて動作クロックあたりのパフォーマンスを大幅に向上させるとともに、低い消費電力で動作する。また、将来的に新しいマルチメディア拡張命令「Intel AVX」もサポートしている。

 CPUは、基本構成例の本評価機でCore i5-2400(3.1GHz/最大3.4GHz)を採用。さらにCore i5-2500(3.3GHz/最大3.7GHz)、Core i7-2600(3.4GHz/最大3.8GHz)と、売れ筋の人気CPUを3種類用意している。いずれもCPU内部にコア(命令を処理する部分)を4つ内蔵するクアッドコアのCPUで、動画エンコードやレンダリングなどのマルチスレッドに最適化された処理を快適にこなすことができる。

 また、Intel Turbo Boost Technology 2.0に対応しており、高負荷時には安全な範囲で動作クロックを上昇させて高速に処理する。これは主にOSの日常処理など、シングルスレッド処理の高速化に有効だ。省電力機能のEIST(Enhanced Intel Speedstep Technology)と合わせて、アイドル時低負荷時には低い動作クロックで電力を節約し、CPUパワーが必要な高負荷時のみ動作クロックを上げて高速に処理するという効率のよい仕組みを確立している。

 CPUに高機能なGPUコアを内蔵するのも第2世代のCore iシリーズの特徴だ。本機のCore i5-2400(およびCore i5-2500、Core i7-2600)に備えるグラフィックス機能「Intel HD Graphics 2000」は、DirectX 10.1対応のGPUコアで、MPEG-4 AVC/H.264、VC-1、MPEG-2のハードウェアデコードに加え、H.264、VC-1のハードウェアエンコードにも対応するメディア処理機能「Intel Quick Sync Video(QSV)」を搭載する。Windows Media Player 12で高解像度のBlu-ray Discタイトルなどを少ないCPU負荷で快適・軽快に再生できる能力を備え、QSV対応の映像編集・変換ソフトにより高速かつ低消費電力で動画のエンコードも行える。こういった最新機能からも、これまでのPCより軽快で快適な使い勝手を実現できることが伺える。

 なお、グラフィックス機能としては前述のCPU統合グラフィックスを利用するほかに、より高いグラフィックス性能を実現するグラフィックスカード──GeForce GTS 450(グラフィックスメモリ 1Gバイト)搭載カードや、Radeon HD 5770(グラフィックスメモリ 1Gバイト)搭載カードを選択できるBTOメニューも用意する。どちらもミドルクラスに位置するグラフィックスカードで、高度な3D描画負荷を要求する最新の3Dゲーム以外はひととおりのゲームが楽しめる3D描画性能を持つ。

photophoto CPUには最新のSandy Bridgeこと第2世代のCore iシリーズを採用しする。評価機のCore i5-2400はIntel Turbo Boost Technology 2.0に対応しており、低負荷時に動作クロックを下げて消費電力を節約する一方、高負荷時には最大3.4GHzまで動作クロックが上がる
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提供:エプソンダイレクト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2011年8月21日

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