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ナナオ、疲れ目抑制と省電力に配慮した21.5型/23型のフルHD液晶「FlexScan EV2116W/EV2315W」

» 2011年09月29日 19時30分 公開
[ITmedia]

一般的なオフィスや文教用途に向けたフルHD液晶ディスプレイ2機種

 ナナオは9月29日、21.5型フルHD液晶ディスプレイ「FlexScan EV2116W」および23型フルHD液晶ディスプレイ「FlexScan EV2315W」を発表した。いずれも2011年11月4日に発売する予定だ。価格はオープン、EIZOダイレクトでの直販価格はEV2116Wが2万9800円、EV2315Wが3万7800円。

21.5型フルHD液晶ディスプレイ「FlexScan EV2116W」は、ブラックとセレーングレイの2色を用意(写真=左)。23型フルHD液晶ディスプレイ「FlexScan EV2315W」はブラックとグレイブラックの2色展開(写真=右)

 EV2116WとEV2315Wは、疲れ目抑制などのエルゴノミクス性と省電力に配慮しているのが特徴だ。内蔵の外光センサーを利用し、周囲の明るさに応じて画面輝度が最適になるように自動調整する「Auto EcoView」や、表示する映像の明るさ(白レベル)の変化を加味して輝度を自動調整する「EcoView Optimizer」、画面輝度に応じた消費電力の度合いをグラフ表示する「EcoView Index」を備える。

 また、電子文書の表示を紙のような風合いに調整する「Paper」モードを用意。付属ソフト上で輝度とコントラストを抑制するフィルタパターンを選択・調整して、目にかかる負担の低減を図る「EyeCare Filter」機能も持つ。画面への映り込みを抑制したノングレア仕様の液晶パネルや、超低輝度(約3カンデラ/平方メートル)までの輝度調整を可能にする白色LEDバックライトも採用する。

 そのほか、EV2116Wはユーザーの離席を検知して自動的にディスプレイの2次電源をオフにする人感センサー「EcoView Sense」を内蔵する。

 主な仕様は、どちらも輝度が250カンデラ/平方メートル、コントラスト比が1000:1、視野角が上下160度/左右170度、応答速度が5ms(黒→白→黒)、最大表示色が約1677万色(RGB各色8ビット対応/10ビットLUT)、解像度が1920×1080ドットだ。液晶パネルはTN方式を採用し、画面を下から見た際の色変位を3段階(−40度/−20度/オフ)に調整できる「UP View」機能を搭載する。

 映像入力はDVI-D(HDCP対応)とD-Subを装備。EV2116WはさらにHDMI入力も備える。音声入力はステレオミニ、音声出力はヘッドフォン(ステレオミニ)、出力500ミリワットのモノラルスピーカーを装備する。

 スタンドはいずれも上30度のチルト調整に対応。EV2315Wは左右で各172度のスイベル調整、165ミリ範囲の昇降調整(最大可動195ミリ)、右回り90度の縦位置表示が行える。本体サイズと重量は、EV2116Wが508(幅)×157(奥行き)×373.5(高さ)ミリで約5キロ、EV2315Wが547(幅)×245.5(奥行き)×360〜518(高さ)ミリで約6.2キロだ。

EV2315Wは可動範囲の広いスタンドを採用し、縦位置表示もサポートする

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