「Kinect貸します、企画次第で何台でも」――日本マイクロソフト、学園祭支援キャンペーンを開始ミスキャンパスがWindows Phoneを“布教”

» 2011年10月06日 23時00分 公開
[池田憲弘,ITmedia]

 日本マイクロソフトは10月6日、Windows 7搭載PCやKinectなどのマイクロソフト製品を大学の学園祭向けに貸し出す「マイクロソフト学園祭応援キャンペーン」の実施を発表した。2011年10月8日より開始する。

 このキャンペーンはWindows 7搭載PCや、Xbox 360、Kinectなどのマイクロソフト製品を無料で貸し出し、学園祭のイベントなどで使ってもらうというもの。学生へのマイクロソフト製品の認知拡大を狙う。キャンペーンに参加する各大学のミスキャンパスを「Windows Phone大使」に任命して彼女らにWindows Phone IS12Tを配布、TwitterやFacebookなどのSNS上で学園祭の様子を随時投稿してもらうという企画も実施する。

photophoto 学園祭向けにマイクロソフトが提供する製品(写真=左)。現在の参加予定大学20校ほど(写真=右)

 同日行われた発表会では、同社パブリックセクター 業務執行役員文教ソリューション本部本部長の中川哲氏が登壇。企画の趣旨について述べた後、Kinectの学園祭における利用例として、2010年に九州大学の学園祭でKinectが体験できる「KINECT CAFE」が設置されたことを紹介した。

photophoto 日本マイクロソフト パブリックセクター 業務執行役員 文教ソリューション本部 本部長の中川哲氏(写真=左)。Microsoft Student Partnersのメンバーも発表会に出席した。キャンペーンの詳細を説明した。今回のキャンペーンは彼らが中心となって各学園祭の企画を指揮するという(写真=右)
photo 発表会では、Kinect専用ダンスゲーム「Dance Central 2」を使ったデモが行われた。デモでは慶應義塾大学のダンスサークルのメンバーがダンスを披露し、「遊んでいる人だけではなく、周りで見ている人も楽しめるという点で学園祭にはぴったりだと思う」とコメントした

 KinectやXbox 360の貸し出しについては「企画の面白さ次第だが、常識の範囲で何台でもお貸しする。期間は基本的には学園祭が終わるまでだが、よい企画があればその後も使って頂いてかまわないよう配慮する(中川氏)」と柔軟に対応する考えだ。

 京都大学や九州大学など、すでに13校の学園祭での企画が決定しているが、参加する大学はまだまだ増えてほしいという。中川氏は「現在は全部で20校程度で企画が進んでいるが、個人的にはもっともっとこの企画が広がってほしい。50校などというと(多すぎて)担当に怒られるかもしれないが」とこの企画に対する熱意を語った。

photophotophoto Windows Phone大使となったミスキャンパスたちも発表会にゲストとして登場。Windows Phoneの使い勝手についてコメントし、「フォルムがいい」「WordやExcelが使えるから卒論に使える」「生活シーンに自然と入ってくるイメージ」など、さまざまな感想が出た
photophotophoto 普段からスマートフォンを使っているという彼女たち。Windows Phoneは普段使っているスマートフォンと比べると動作が軽快なのだという

 キャンペーンには、同社の学生向けパートナープログラム「Microsoft Student Partners」へ企画を提出することで参加できる。応募期間は2011年10月8日から2011年11月30日まで。キャンペーンの最初の企画は、10月8日〜9日にTOKYO DOME CITY HALLで行われる合同学園祭「AGE STOCK 2011」で実施する。

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