CEATEC JAPAN 2011のパイオニアブースでは、新しい家族間コミュニケーションの提案として「コミュニケーションテーブル」が参考出典されていた。テーブル面のディスプレイに画像や映像コンテンツを広げるように配置でき、テーブルを囲んでコンテンツを閲覧したり、タッチで操作できる。タッチパネルは最大10点のマルチタッチに対応しており、複数人で同時に操作することも可能だ。
コミュニケーションテーブルは、2011年8月に発売した法人向けの会議用テーブル「ディスカッションテーブル」を家庭用にデザインなどをアレンジしたものだ。ディスカッションテーブルはPDFや画像のほか、PCやタブレットのデスクトップ画面や、スキャナで取り込んだアナログの資料をディスプレイ上に表示できる。図面や写真などをよく使う製造業で売れているという。
このほか、TransfarJet接続でテーブルの上に置いたデジカメのデータをディスプレイ上に表示できたり、ディスプレイに表示されている画像の上にスマートフォンを乗せ、スマートフォン内に画像データを取り込んだりすることも可能だ。電子書籍に載っている商品にタッチしてそのまま購入するといった、ネット連携の手軽な購買シーンも提案する。
会場では、説明員がデジカメで来場者の写真を撮り、画像データをディスプレイ上に表示、スマートフォンで画像データを取り込むというデモが行われていた。テーブルの周りには常に人だかりができており、注目の高さがうかがえる。
法人向けに販売しているディスカッションテーブルは2011年10月12日から10月14日まで東京ビッグサイトにて行われる「ITpro EXPO 2011」に出展する。
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