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今買うなら“高速+多機能”でなきゃ──100Mバイト/秒の高速NAS「HDL2-Aシリーズ」検証2ドライブ仕様で高速なRAID 0対応(2/4 ページ)

» 2011年10月26日 10時00分 公開
[石川ひさよし(撮影:矢野渉),ITmedia]
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初期設定は“はじめて”と“詳細”の項目を用意

 設定は、本機をLANケーブルにてLAN接続しつつ、同じくLAN内にあるPCのブラウザより行う。初期状態でDHCPクライアントが動作しているので、ルータのDHCPクライアント情報やPCからUPnP機能などで本機に割り振られたIPアドレスを調べて、ブラウザのアドレス欄に「http://192.168.x.xxx/」を入力して本機のWeb設定ツールへアクセスする。

photophoto トップ画面にははじめて設定、詳細設定、コンテンツ操作、画面で見るマニュアルという4項目がある。はじめて設定ではNASの名称やIPアドレスの設定などごく基本的な設定を行うだけ。DHCPクライアントは出荷時状態で有効になっている
photo 詳細設定画面は、左に現在のステータスを表示するのほか、ネットワーク、共有、サービス、システムという4つのタブ、そして上部によく使う機能へのショートカットボタンが用意されている

 Web設定ツールは大きく4つの項目に分かれている。初回は「はじめて設定」より本機(LANDISK)本体の名前やアドレスの指定方法(DHCPの有効/無効)、時刻の設定といった設定のみを行えば、とりあえずNASとしての基本機能が利用できるようになる。

 より細かいな設定は「詳細設定」メニューより行う。

 大きく「ネットワーク」「共有」「サービス」「システム」と4つのタブがあり、そこから階層をたどることで各機能の設定画面にアクセスできる。本機はなかなか多機能なようで、項目数もかなり多い。それを考慮し、詳細設定画面の上部には利用頻度の高そうな機能がショートカットとして配置されている。

photophotophoto フォルダ単位のアクセス権設定やnet.USB機能の設定、さらにDTCP-IPムーブなど、AV機器向け「RECBOX HVL-AVR」シリーズに通じるAV機器連携機能も備える。デジタル放送に関し、スカパー! HDチューナーと連動したネットワーク録画、対応AV機器からの録画やムーブ、本機からAV機器へのムーブや再生、PCへの再生(DiXiM Digital TV plusを標準添付)が行える

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