シャープ、「WiMAX内蔵GALAPAGOS」発表──7型サイズのAndroid 3.2タブレットテザリングOK、eBook利用にも

» 2011年11月16日 13時00分 公開
[ITmedia]
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7型タブレットに待望のWiMAX内蔵モデル

photo シャープ「GALAPAGOS(EB-A71GJ)」

 シャープは11月16日、7型サイズのWiMAX内蔵Androidタブレット「GALAPAGOS(EB-A71GJ)」を発表した。発売は2011年12月9日。価格はオープン、単体の想定実売価格は5万9800円前後。別途、WiMAX通信契約込みで本体価格を値下げする「WiMAXまとめてプラン」などの販売方法も用意する。

 GALAPAGOS(EB-A71GJ)は、イー・モバイルブランドで発売した「GALAPAGOS(A01SH)」と同形状、ほぼ同仕様の7型ピュアタブレットスタイルに、WiMAXデータ通信機能を内蔵した新モデルとなる。主な仕様は、OSにAndroid 3.2、プロセッサにデュアルコアのTegra 250、1024×600ドットで静電容量方式タッチパネルを搭載する7型ワイドの液晶ディスプレイ、1Gバイトメモリ、8Gバイトストレージ、500万画素アウトカメラ/200万画素フロントカメラなど。通信はIEEE802.16e-2005準拠のWiMAX、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 2.1+EDRに対応し、GPS/加速度/ジャイロ/方位/照度センサー、SDHC対応microSDスロット、USB 2.0(Micro-B)、Micro HDMI出力、マイク、ヘッドフォン出力(3.5ミリステレオミニジャック)などのインタフェースも備える。

 WiMAX利用時の通信速度は下り最大40Mbpsで、テザリング利用(ポータブル無線LANルータとして、1つのWiMAX回線を複数の無線LAN機器で利用できる機能)も可能。通信料は月額3880円/月の定額プラン「UQ Flat年間パスポート」、380円/月からの二段階定額プラン「UQ Step」などを選択できる。WiMAX/無線LAN(Wi-Fi)/テザリングの動作モードを手軽に切り替えられる独自ウィジェットを用意し、無線LAN機器は最大7台まで接続できる。現UQ WiMAX(含む機器追加オプション対応サービスの)利用者は、既存WiMAXルータ機器やWiMAX内蔵PCと同様にWiMAX追加機器オプションの利用も可能という。


photophoto 厚さ11.9〜12.6ミリ、重量約396グラムの手ごろなサイズ感を実現する。WiMAX/テザリングモード切り替えウィジェットをプリインストールする(画面=右)

 シャープ独自アプリケーションとして、eBook購入・購読サービス“GALAPAGOS STORE”を利用する「GALAPAGOS App」、中国語読み取りもサポートする「名刺読み取り」、AQUOSシリーズ連携リモコンアプリ「AQUOS Remote」などもプリインストールする。

 本体サイズは195(幅)×122(高さ)×11.9〜12.6(厚さ)ミリ、重量は約396グラム。バッテリー動作時間は静止画表示時約7.5時間、動画再生時約6時間、サスペンド時で約10日。

 販売は、本体初期価格を4800円、登録月から2年間通信料込みで5550円/月、3年目以降3880円/月とする、UQ Flat年間パスポート契約を軸にした24カ月継続利用条件の「WiMAXまとめてプラン」、あるいはWiMAX同時契約で本体4万4800円とし、UQ Flat年間パスポートの月額3880円/月で利用する手段などより選択できる。



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