11月26日、リンクスインターナショナル主催のユーザーイベント「リンクス感謝祭2011」が開催された。メイン会場のカフェソラーレ リナックスカフェ秋葉原店には、同社が国内代理店契約を結んでいるMSIやENERMAX、Antec、コルセアなど各種PCパーツメーカーの新製品がずらりと並んでおり、未発売のモデルも多数展示されていた。
同社主催のユーザーイベントは、昨年11月27日の「リンクス感謝祭2010」以来2度目となる。同社スタッフは「代理店主催のイベントなのでどれだけお客さんに来てもらえるのか不安がありましたが、ありがたいことに今回も好評をいただいて、素直にうれしいです。来年以降も続けて、アキバの恒例イベントに育てていければいいですね」と意気込む。
実際、開会の11時以降、会場には多数の自作PCユーザーが詰めかけており、展示された新製品やデモ、各メーカーのセッションから、最新の情報を手に入れていた。
展示品の中で目立っていたのは、MSIの未発表マザーだ。X70マザーの最上位とされるゲーミングモデル「Big Bang-XPower II」とmicro ATXサイズの「X79MA-GD45」で、Big Bang-XPower IIは年明け以降に、X79MA-GD45は12月中に店頭に並ぶ可能性が高い。
なお、同社のX79マザーの動向について、MSIスタッフは「店頭に出回っているうち、もっともリーズナブルな『X79A-GD45』(2万5000円前後)が主力になると見込んでいますが、意外とCPUクーラー付きの『X79A-GD65 8D』の人気がすごいんですよね。X79はそれだけCPUクーラーに気を遣っている人が多いのと、やはりハイエンド志向の方が多いのかなと思います」と話していた。
そのほか、PLEXTORの高速SSD「PX-256M2S」を使った処理速度の比較デモや、Antecの「P280」を使ったGeForce GTX 560カード4枚差しマシンなどもユーザーの注目を集めていた。会場スタッフは「正直HDDショックの影響は大きいですが、それだけに高速SSDに注目している人も多いので、これをバネにどんどんアピールしていきたいです」と話していた。
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