エプソン、iOS向けプロジェクター接続アプリを無償提供iPhoneやiPadでプレゼンできる

» 2011年12月14日 16時50分 公開
[池田憲弘,ITmedia]

 エプソンは12月14日、iOS搭載デバイスと同社のプロジェクター「オフィリオ」シリーズを無線LANで接続し、プレゼンテーションなどのデータ転送/投写ができるアプリケーション「Epson iProjection」を発表した。2012年1月5日より、App Storeから無料でダウンロードできる。

 データの転送と投写に対応するのは、Word、Excel、PowerPoint、Keynoteで作成される各ファイルやPDFファイル、画像データはJPEG、PNGファイルとなる。データ転送のほか、映像ソースの切り替えや音量調節などプロジェクターのリモコン操作もアプリ上で行える。

photo Epson iProjection(iPad版)の使い方

 無線LAN接続はインフラストラクチャモードのほかアドホックモードによる直接通信にも対応し、外出先などでも簡単に使用できる。対応するプロジェクターは同社のビジネス向け製品「オフィリオ」シリーズの30機種。詳しくはこちらのページを参照のこと。

 対応するデバイスはiPad、iPad 2、iPhone 3G/3GS/4/4S、iPod touch(第3世代以降)で、対応OSはiOS4.2以降だ。現時点では、Android端末への対応は検討中としている。

 エプソン販売 取締役 販売推進本部長の中野修義氏は、製品発表会において「これまでは、プレゼンテーション時にPCを持っていくのが普通だったが、タブレットPCやスマートフォンのほうが持ち運びには向いている。これからはスマートフォンでデータを持っていくという形態に変えたい」とアピールした。

photophoto 製品発表会では、Epson iProjectionを使ったデータ投写のデモが行われた。iPadに表示されている画像を操作すると、投写された画像も連動して動くが、1〜2秒程度のラグがある

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