12月23日から29日まで、ベルサール秋葉原でPCゲームイベント「第4回 秋葉原PCゲームフェスタ」が開催されている。主催はドスパラを運営するサードウェーブ。取材した23日、会場は大勢の来場者で賑わっており、合計で50タイトル近くが遊べる多数のデモ機の前には、コアなゲーマーから初めてPCゲームに触れる人まで、さまざまな層が人だかりを作っていた。
秋葉原PCゲームフェスタは5月のゴールデンウィークと年末に1週間かけて開かれる長期イベントで、2010年からスタートしている。2回目の冬期開催となる今回は、入り口に防風幕を施すなど、寒さ対策にも力を入れていた。サードウェーブのスタッフは「冬は寒風がすごいですからね。落ち着いてゲームで遊んでもらうために、昨年からいろいろな改良をしました。入り口が狭くなったことでお客さんにどれだけ寄ってもらえるか不安があったのですが、ありがたいことに順調なスタートが切れたかなと思います」と語る。
イベント会場は、1階の「PCゲームタッチ&トライ」会場と地下1階の「スペシャルイベントステージ」の2層に分かれている。さまざまなタイトルが体験できる1階会場では、「バトルフィールド3」や「エルダーオブスクロールV スカイリム」といったPCゲームの定番シリーズや、ユーザーが広い「モンスターハンターフロンティアオンライン」、声優ファンの注目度も高いRPG「LuviniaSaga」などに、特に大きな人だかりができていた。
PCだけでなくゲーム専用機でプレイできるタイトルも多いが、同社スタッフは「そこがある意味狙いといいますか、細かくスペックや入力デバイスを調整できるPCならではの快適さを多くの人に体感してもらいたいんですよね。最近はゲーム用のBTOマシンでもデュアルモニタータイプの売れ行きが伸びていますし、快適な環境を追求するニーズを刺激できたらうれしいです」と話していた。
地下1階では、人気タイトルの対戦イベントなど、大規模な企画が連日用意されている。27日には「クロスファイア」の世界規模の大会に日本代表で参加しているチーム(クラン)を招いたオフライン大会などを実施し、28日にはLuviniaSagaに参加した声優によるトークイベント、29日にはニコニコ生放送でドスパラPCを紹介するステージを予定。連日カラーの違うイベントが展開され、コアな熱気に包まれるのはもはや恒例だ。
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