東芝は1月23日、液晶一体型デスクトップPC「dynabook REGZA PC」の2012年春モデル「dynabook REGZA PC D711/T3E」を発表した。こちらは2011年秋冬モデル「dynabook REGZA PC D711/T3D」の後継モデルとなる。2012年1月下旬に発売予定で、想定実売価格は12万円前後。カラーバリエーションはプレシャスブラック/リュクスホワイトの2色を用意する。
dynabook REGZA PCは、テレビ、レコーダー、PCの機能を1台にまとめているのが特徴。REGZAテレビと同様のリモコンが付属し、スマートフォンでテレビ機能を操作できる「レグザAppsコネクト」、テレビ総合アプリケーション“Qosmio AV Center”などのテレビ機能に対応する。
今回の春モデルは、21.5型ワイドの液晶ディスプレイにLEDバックライトを採用したのが大きな特徴だ。従来モデルと比べると、消費電力が52ワットから34ワットとなり約35%の削減を実現している。また、REGZAシリーズのテレビやレコーダーと連携し、録画した番組を見たり、放送中の番組を視聴できたりする機能「レグザリンクシェア」をサポートする。
基本スペックはCPUをCeleron B800からCeleron B815(1.6GHz/デュアルコア/2スレッド)に強化。そのほかの仕様は従来モデルを引き継いでおり、メモリは4Gバイト(2Gバイト×2)、ストレージは750GバイトのHDD(5400rpm)、光学ドライブはDVDスーパーマルチ、液晶ディスプレイはフルHD(1920×1080ドット)対応の21.5型ワイドとなる。チューナーは地上デジタルチューナーを1基備える。
本体サイズは531(幅)×190(奥行き)×405(高さ)ミリで、重量は約8.5キロ。OSは64ビット版Windows 7 Home Premium(SP1)、オフィススイートはWord 2010/Excel 2010/PowerPoint 2010/OneNote 2010/Outlook 2010を包括したOffice Home and Business 2010(SP1)をプリインストールする。
dynabook REGZA PC D711店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD / SSD | OS | 実売価格 |
dynabook REGZA PC D711 | D711/T3E (2色) | 液晶一体型 | 基本性能強化 | Celeron B815 (1.6GHz) | 4GB (DDR3) | 750GB | 64ビット版7 Home Premium (SP1) | 12万円前後 |
dynabook REGZA PC D711店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 重量 |
dynabook REGZA PC D711 | D711/T3E (2色) | 21.5型ワイド (省電力LED) | 1920×1080 | Intel HM65 | DVDスーパーマルチ | CPU統合 | 地デジ / Office Home and Business 2010 (SP1) | 約8.5キロ |
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