イーフロンティア、キャラクターアニメ作成ソフト“あにくり”の最新版

» 2012年02月08日 23時12分 公開
[ITmedia]
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「Anime Creator Debut 8」と「Anime Creator Pro 8」

 イーフロンティアは2月8日、アニメ作成ソフトの最新版「Anime Creator 8」シリーズを発表、2月29日に発売する。ラインアップは「Anime Creator Pro 8」と「Anime Creator Debut 8」で、価格は順に1万9800円と5800円。このほか、Anime Creator Pro 8の学生・教員版が9800円で販売される。

 Anime Creator Debutは、画像にボーンを加え、音楽を組み合わせて簡単にキャラクターアニメを作成できるソフトウェア。最新版の8では、従来のドローイングツールに加え、イメージトレースツールが新たに加わっている。これにより、スキャンした手描きのイメージをAnime Creator Debut上でベクターデータに変換し、彩色とボーンを追加するだけで、手描きのオリジナルキャラクターをアニメーション化できるようになった。このほか、あらかじめ用意されたキャラクターの外見をスライドバーで調節しながら手軽にアニメーションを作成できる「キャラクタウィザード」も目を引く新機能だ。

スキャンした素材をベクターデータに変換する「イメージトレースツール」(写真=左)。性別やプロポーションなどをスライドバーで調節できる「キャラクタウィザード」(写真=右)

 高機能版のAnime Creator Pro 8も、Anime Creator Debut 8と同様にイメージトレースツールが追加されたほか、Photoshop形式レイヤーファイルに対応し、psdファイルの全レイヤーをAnime Creator Proのレイヤーとして読み込めるようになった。また、アニメーション製作過程で画像や音声ファイルなど多数のメディアファイルを使用する際、Anime Creator Pro 8上から各データに対応するアプリケーションを直接呼び出して編集できるようになり、プロジェクトの管理が容易になっている。

psdファイルに含まれるすべてのレイヤーをAnime Creatorに読み込める(写真=左)。プロジェクト管理を容易にする「リアルタイムメディアコネクション」も新バージョンの強化ポイントだ(写真=右)

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