HP、世界初の液晶一体型ワークステーション「HP Z1 Workstation」を発表GPC 2012

» 2012年02月15日 04時08分 公開
[後藤治,ITmedia]

 米Hewlett-Packard(以下、HP)は2月14日(現地時間)、同社のパートナー企業を一堂に会した「Global Partner Conference」で、ワークステーションの新製品「HP Z1 Workstation」を発表した。

  Z1は、27型ワイド液晶ディスプレイ(2560×1440ドット)を内蔵する一体型ワークステーションで、CPUにXeonプロセッサ、グラフィックスにNVIDIA Quadroを採用する。ディスプレイ部分が開き、内部にアクセスできるツールフリー構造が特徴だ。オールインワンタイプのワークステーションは世界初。価格は1899ドルで、4月上旬より出荷される予定(日本国内での出荷時期は未定)。

 製品詳細や細かいスペックは後ほどリポートするとして、ひとまず写真でそのユニークな機構をお伝えしよう。

2560×1440ドット表示に対応する27型ワイド液晶ディスプレイを搭載。視野角178度のIPSパネルを採用する(ただしDream Colorではないようだ)。上部にHD Webカメラを内蔵する(写真=左)。インタフェースは右側面に集中している(写真=中央/右)

車のボンネットを開くように液晶部分ががばっと開く(写真=左)。内部パーツはすべてツールなしでメンテナンスできる(写真=中央/右)。内部には8つの温度センサーを搭載し、効率的に冷却を行うことで静音性にも配慮している。液晶を閉じるとゆっくりと自動的に閉まる機構に驚かされる

米Hewlett-Packardが2012年2月14日(現地時間)に発表した世界初の液晶一体型ワークステーション「HP Z1 Workstation」。27型ワイド液晶ディスプレイ(2560×1440ドット)を内蔵しており、車のボンネットを開くようにツールなしで内部パーツにアクセスし、メンテナンスが行える
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