XPS 13の主な訴求ポイントについて、秋島氏は、「4つの驚き」として「アルミフレームとカーボンファイバを利用したボディ」「コンパクトボディながら大画面ディスプレイの搭載」「起動、復帰、ネットワーク接続が高速」「充実したサポート」の4項目を挙げている。
XPS 13のボディは、天板パネルにアルミフレームを採用する。表面を梨地加工しているが、これについて秋島氏は、指紋や傷がつきにくいメリットを訴求する。また、底面にはカーボンファイバーを取り入れて、軽量と強度を両立した。
大画面の液晶ディスプレイでは、11型液晶ディスプレイ搭載ノートPCに相当する本体サイズで、13.3型液晶ディスプレイを搭載しただけでなく、ディスプレイをコーニングのゴリラガラスで覆ったことで、強度を確保し、たわみ感の軽減を実現したと説明した。
高速起動については、タブレットデバイスやスマートフォンと比較して「手軽さがない」というPCの弱点を改善するためにインテルが導入したIntel Rapid StartとIntel Wireless & Smart Connect Technologyによる高速起動を取り上げ、「1秒でスリープモードから復帰、4秒で休止状態から復帰、8秒で電源オフから起動。スリープ中にもネットワークに接続してメールやスケジュールの同期が可能」と説明した。
サポートについては、標準でユーザーが利用できる「プレミアム電話サポート」を設置する。24時間365日対応でXPS 13本体だけでなく、OSやプリインストールアプリケーションのサポートも可能で、ユーザーが購入したXPS 13をストレスなく使い始められるようにすることを目指すという。
XPSシリーズは主に個人ユーザーを対象としたラインアップだが、XPS 13については、1月の2012 International CESにおけるIntel基調講演で公開以来、法人ユーザーからの引き合いも多いという。デルも、外出が多い部署で、メインPCとしても使える性能を求める法人ユーザーの需要に、XPS 13が応えられると説明する。
説明会では、XPS 13のプロモーションについてもデル マーケティング本部 コンシューマー マーケティングコミュニケーションマネージャーの横塚知子氏が紹介した。3月13日から4月30日にかけて行う発売記念キャンペーンでは、自転車メーカーのMavicが世界限定200台で生産するカーボンホイール採用のフェラーリコラボレーションモデルが当たる企画を実施するほか、4月20日〜4月30日にかけてXPS 13が1台当たるイベントも新宿丸井本館で行う予定だ。
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モバイルに適したコンパクトな筐体と、ビジネスを加速するパワフルな性能を両立
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