そのほかのパーツで目立っていたのは、I/O FLEXのRAIDカード「IO-PESA236」だ。SATA 3.0対応の2.5型ドライブ2台でRAID 0/1が構築できるカードで、PCI Express x1に対応する。RAIDチップは「Marvell 88SE9128」で、価格は4500円弱だ。基板の上に2台のドライブを固定できるプラスチック製のベイが付けられるのが特徴。入荷したパソコンハウス東映は「ドライブベイに空きがなくてもSSD RAIDが構築できるということで、面白いアイテムだと思います」と評価していた。
また、同店にはマザーボード上のヘッダピンを背面端子に変換するUSB 3.0コネクタも複数入荷していた。アイネックスの「RS-003」はシンプルな2ポート構成のモデルで、価格は1500円弱。DeLOCKからは、USB 3.0にPower eSATAを加えた兼用ポートを2つ作れる「82977」が登場。こちらの価格は2800円だった。
同店は「最近のはマザーボードはフロントにUSB 3.0ポートを持っていくユニットを同梱することが多いですが、意外と汎用的に使える背面ブラケット用のコネクタは少ないんですよね。バックアップ用の外付けHDDなどを常設するなら、RS-003みたいなコネクタが重宝しますよ。つなぐ機器の選択肢を増やしたいなら82977もかなり面白い選択肢になりますね」とそれぞれのモデルを評価する。
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