今回取り扱いを開始するのは、「PC-Q18シリーズ」「PC-Q15シリーズ」「PC-Q12シリーズ」だ。すべて、出荷開始は4月27日からの予定。
PC-Q18シリーズは、Mini-ITXフォームファクタに対応したPCケースで、実売予想価格は1万6800円前後になる見込みだ。
外装にアルミパネルを採用し、シルバーとブラックのカラーバリエーションをそろえる。Mini-ITX対応PCケースながら、5.25インチオープンベイを備える。このオープンベイでは、デザインの統一性を損なわないようにベゼルカバーを標準で用意する。データストレージを収容するドライブベイは、最大で7基のHDDを搭載可能(ただし、3.5インチと2.5インチの合計)で、3.5インチ対応のドライブベイは、ホットスワップをサポートする。
拡張スロット用にブラケットを2基分設けており、カードの長さが最大340ミリのグラフィックスカードを2枚搭載できるスペースを確保している。フロントパネルと天板に140ミリ径のクーラーファンを搭載し、ケース搭載インタフェースには、USB 3.0を2基用意する。なお、電源ユニットは別売りとなる。
PC-Q15シリーズもMini-ITXフォームファクタ準拠でアルミパネルを採用したPCケースだ。標準でSFX仕様の300ワット級電源ユニットを搭載する。カラーバリエーションにはシルバーとブラックがある。実売予想価格は1万7800円前後という。
ドライブベイは、5インチオープンベイを1基、ホットスワップに対応する3.5インチベイを1基、そして、2.5インチベイを3基備える。拡張スロットで利用するブラケットは1基のみで、搭載できるカードの長さは最大で250ミリになる。PCケースファンはフロントパネルに120ミリ径を1基搭載する。フロントパネルにはUSB 3.0インタフェースを2基設けている。
PC-Q12シリーズも、シルバーとブラックのカラーバリエーションを用意し、標準でSFX仕様の300ワットクラス電源ユニットを搭載している。実売予想価格は、1万5800円前後とみられる。
縦置きと横置きに対応するスリムなデザインを採用する。ドライブベイは、2.5インチ対応を4基内蔵し、ケースファンは80ミリ径を1基用意、縦置きと横置きで設置場所を変更できる。フロントパネルにはUSB 3.0対応インタフェースを2基設けている。
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