「NEXTGEAR」に“Ivy Bridge”を搭載し、デザインも一新――マウスコンピューターろ、ロビン……?

» 2012年04月27日 19時39分 公開
[ITmedia]
NEXTGEAR i620PA2

 マウスコンピューターは4月27日、G-TuneブランドのデスクトップPC「NEXTGEAR」シリーズに、「NEXTGEAR i620PA2」および「NEXTGEAR i620PA2-SP」を追加し、4月29日午前0時01分より販売を開始すると発表した。

 インテルの最新CPUである第3世代Coreを採用したほか、G-Tuneのフラッグシップ機「MASTERPIECE」の設計思想を受け継いだという新型ケースを採用したのがポイントだ。

NEXTGEAR i620PA2の基本スペックは、クアッドコアのCore i7-3770K(3.5GHz/最大3.9GHz)とZ77 Expressチップセットを組み合わせたシステムに、16Gバイトメモリ(PC3-12800)と1TバイトHDD、DVDスーパーマルチドライブ、GeForce GTX 680(2Gバイト)という構成で、OSに64ビット版のWindows 7 Home Premium(SP1)をプリインストールする。このほか、USB接続の光学式マウスや最大11キーの同時押しに対応したUSB接続のゲーミングキーボードが付属する。

 上位モデルのNEXTGEAR i620PA2-SPは、i620PA2をベースに、メモリ容量を32Gバイトに増やし、ストレージ構成を60GバイトSSD×2(RAID 0)と2TバイトHDDに強化したほか、OSも64ビット版Windows 7 Professional(SP1)に変更される。価格はNEXTGEAR i620PA2が14万円台、NEXTGEAR i620PA2-SPが18万円台になる見込み。

起動中はフロントマスクのスリットから青色LEDの光がもれる

 ブラックを基調とした新型ケースは、光沢感のあるフロントマスクの中央下部に、吸気用スリットのあるシルバーパーツをはめ込んだデザインを採用する。前面内部には青色LEDが並び、着脱式のメッシュパネル(防じんフィルター付き)を通して光る。電源ユニットのレイアウトもケース下部に移動しエアフローを整理したほか、前面と背面に120センチファンを搭載することで、高い冷却性能を実現したという。

 ケース内部には、拡張ベイとして、2基の5インチベイと5基の2.5インチベイ(オープン×1、シャドウ×4)を用意する。拡張スロットはPCI Express x16×1、PCI Express x1スロット×4、PCI×2。電源ユニットは80PLUS GOLD認証の700ワットタイプだ。インタフェースは、メディアカードリーダーほか、US 2.0×8、USB 3.0×4、DVI出力×2、音声入出力、ギガビットLANなど。このうち、メディアカードリーダーと2基のUSB 2.0、2基のUSB 3.0、マイク/ヘッドフォンは本体上部に搭載されている。

 なお、BTOによるカスタマイズに対応し、CPUやメモリ容量、ストレージ構成、入力デバイスなどを好みに応じて変更できる。従来同様、CPU水冷クーラーのオプションも用意される予定だ。

新型ケースのサイズは190(幅)×543(奥行き)×450(高さ)ミリ。フロントマスクの中にある防じんフィルターはワンタッチで取り外せる(写真=左)。本体上部に並ぶインタフェースは、PC本体を机の下に置いたときにアクセスしやすい。フロントマスクは光沢仕上げだが、前面インタフェース部分はキズが目立たないしぼ加工になっている(写真=中央)。HDDゲージを大きくカットし、大型グラフィックスカードを装着するスペースを確保しているのが分かる。電源ユニットは本体下部にレイアウトされている。ちなみにケーブルの配線が乱雑なのは開発サンプルのため。出荷状態ではきちんとまとまっているとのこと(写真=右)

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